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東京駅近くに大規模広場が出現!?TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)がオープンしました!

2021年7月21日、東京駅日本橋口前にある「常盤橋タワー」が開業しました。三菱地所株式会社を主体とする「TOKYO TORCH Project」の一環として建設された同ビルですが、足元には商業施設に加えて約3,000平米にも及ぶ広場「TOKYO TORCH Park」が設けられています。

日本に留まらず世界中の多様な人やモノが集まるこの地に、一体どのような広場が誕生したのでしょうか。常盤橋タワーのグランドオープン初日に広場を訪れてみたので、今回はその模様についてレポートします。
※なお、緊急事態宣言の発令に伴い商業ゾーンは順次開業で、一部店舗では営業時間を短縮してのプレオープンとなっています。(記事執筆時点)

ひしめき合うビル群に現れる開けた空間

東京駅周辺には高層ビル群がひしめき合い、オフィスワーカーや観光客などの人通りも多く雑多な印象もありますが、そんな場所に突如として開けた空間が現れます。

このエリアは広場のメインとなる部分になります。元々道路として使われていた場所をそのまま転用する形で、芝生やパラソルなどを配置しています。暫定的なしつらえがむしろ、道路だった空間を広々と使えるという、都心にありながらユニークで特徴を感じられる場所をつくっています。
これからの周辺開発に合わせて、どのようにアップグレードされていくかも楽しみですね。

参考までに、こちらがトーチパークがある常盤橋タワーの場所になります。

ちなみにこの広場の地下では変電所が稼働しているそうです。街区の一体開発の中で、このような場所を広場につくり変えていった経緯は、道路を人のため空間に変えていく近年のトレンドもある中で、気になるポイントです。

以前実施のゴジラに関する企画で制作された「足跡」も残っていました。

このメインとなる部分では、今後マーケットを開催したり、イベントスペースとして貸し出したりしていくそうで、広さを活かした様々なアクティビティが予想されます。
元は道路でファニチャーも仮設的なものなので搬出入やレイアウト変更が容易でしょうから、イベント時のダイナミックな使い方も考えられるのではないでしょうか。

パラソルは用途に合わせて可動式となっている模様

また、メインとなる部分のすぐ隣にはアート遊具も設置されており、都会の高層ビル群に囲まれている中で一味違った景色を提供してくれています。

これらのアート遊具は海外の遊具制作会社との協業によって実現しているそうです。ダイナミックな造形によって、子どもの遊び場としてはもちろんですが、大人にとっても新たな気づきをもたらしてくれるのではないでしょうか。

各地域の魅力が集結

さらなる点としては、日本各地の自治体との協業によって東京にいながら各地域の魅力を垣間見れることも、この広場のポイントとなっています。

新潟県小千谷市の「錦鯉が泳ぐ池」

先ほどの鯉のアート遊具はこちらをモチーフとしているみたいですね

新潟県佐渡市の「佐渡島の金鉱石」

茨城県つくば市の「つくばの天然芝」

静岡県裾野市の「うるおいある緑化空間」

以上のように、各自治体との協業によって普通の広場にはない様々な緑を体感することができます。ところで、最近のまちづくり界隈では「緑」を取り入れる動きも見受けられます。今回広場に取り入れられたこの「緑」についても、まちづくりの視点から考察してみることによって新たな発見が生まれるかもしれません。

今後の動向にも注目!

冒頭にご紹介した「TOKYO TORCH Project」によれば、今後は常盤橋タワーに隣接する形で「トーチタワー」と呼ばれるビルも2027年度を目処に竣工予定です。その際には、現状3,000平米の広場も7,000平米にまで拡がるとのことです。

周囲には東京駅を始め様々なビル/施設がひしめき合う常盤橋エリアではありますが、そのような場所にこれだけ大規模な広場が完成すれば、活用方法も含めて益々一目置かれる存在になるのではないでしょうか。また同エリア一体における連携拠点としての役割も期待できます。プロジェクトの最終段階へ向けて、今後の動向に注目していきましょう。

常盤橋タワー
東京都千代田区大手町2丁目6-4
公式WEBサイト:https://tokyotorch.mec.co.jp/


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