大船のまちに、新たな活気が生まれています。
JR大船駅の笠間口から直結で徒歩1分に生まれた複合施設GRAND SHIP(グランシップ)で、2022年4月17日に「まちびらきフェス」が開催されました。
同施設の「エリアマネジメント運営委員会」によって行われたフェスの様子をレポートします!(後援:横浜市都市整備局)
大船の新たなシンボル「GRAND SHIP」
神奈川県横浜市と鎌倉市にまたがるエリア、大船。便利なアクセスや生活環境が人気のこのまちに、新たなシンボルとなる施設が生まれています。
それが、商業施設とマンションからなるGRAND SHIPです。まさに地名の通り、大きな船の形をした外観が特徴的です。
2021年2月から順次店舗営業が始まり、同7月には全館開業していましたが、この春に満を持して盛大なまちびらきフェスが行われました!
地域待望のテープカット!
4月の不安定な天候が続く中、まちびらきフェス当日はさわやかな天気に恵まれました。
まずは事業・地域関係者によるテープカット。開始早々のセレモニーから、さっそく年配の方から子供連れまで、大勢の地元の方々が詰めかけていました。そこには単なる形式的行事では感じられない熱い視線が。いかにGRAND SHIPが地域から求められていたかを感じさせます。
大船エリアのゆるキャラたちも駆けつけてくれました。
あふれる大船のエネルギー!地元グループのパフォーマンスに興奮
いよいよステージパフォーマンスが始まります。
このまちびらきフェスの特徴は、ほとんどの登壇者が地元で活動するグループや学校の部活であること。さらにプロのゲストパフォーマーたちも横浜市で生まれ、活動している方々。まさにこのエリアならではのラインナップです。
だからと言って、クオリティには一切の妥協なし! ステージ前は常に人だかりができて盛り上がっていました。
このまちびらきフェスでのパフォーマンスは、参加グループにとっても特別なものとなったようです。人前に出て活動する機会が大きく減っていた中、地元の駅前でのパフォーマンスは貴重な機会だったそう。
観客として集まった人たちも応援しながら一体となって楽しんでいるような雰囲気が感じられ、この広場から新しいまちの息吹が生まれてくるようでした。
1日楽しめる企画が盛りだくさん
プロパフォーマーたちのステージも負けてはいません。世界に認められた技が観客を魅了します。パフォーマンスの合間には広場のブースを見て回る楽しみも。
まちびらき後もエリアマネジメントで愛着と魅力あふれるまちに!
にぎやかで和気あいあいとした空気も流れる中、GRAND SHIPまちびらきフェスは幕を閉じました。大船の地元密着でありながら、地域の魅力やポテンシャルを感じることができ、演者も観客も一緒になって楽しめるような「大船らしさ」があふれる時間だったのではないでしょうか。
まちびらきは未来のまちに向けた始まりの1ページです。GRAND SHIPでは今回のイベントを主催した「エリアマネジメント運営委員会」が継続して地域と協働した活動を続けていくようです。
本エリアマネジメントでは、開発により整備された広場を活用したエリアマネジメント活動を通じて、近隣商店街、学校、企業、商業施設、町会等と協働で、地域のにぎわい及び地域コミュニティの交流機会を創出を目的とします。
「大船駅北第二地区ビル エリアマネジメントの目的」(公式ウェブサイトより)
まちびらきフェスも、まさにこのエリアマネジメントの目指す姿が体現されたものだったのではないでしょうか。
新しい場所がこれからさらに大船のまちに根付きながら地域とともに魅力を増していく―そんな将来が楽しみになるまちびらきフェスでした。
(写真:山下貴久)