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エリマネこ編集部が選ぶ【2024年開業予定施設のまとめ】

今年2024年に開業する施設等をエリマネこ編集部がピックアップしました。都心では100年に1度と言われる再開発が続いており、渋谷や品川などのエリアをはじめとして多くのプロジェクトが進んでいます。広場空間を備えた施設のほか、施設内に共創や交流スペースを設けたエリア価値向上につながる取り組みも年々増えています。
都市開発以外の注目ニュースとしては、2024年度内には大阪・関西万博の会場最寄り駅の夢洲駅開業や、北陸新幹線・金沢~敦賀間の延伸・新駅開業もあります。公共交通の整備によって人の往来が増え、よりエリアや沿線が活性化していくこととでしょう。モビリティの発展とともに、地域同士の連携なども注目です。

特に注目している開業予定施設はエリマネこ編集部からの簡単なポイント紹介付きです!

🐈目次🐾(クリックするとページ内で移動します)

北大阪急行電鉄南北線延伸線開業
三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG
JP TOWER OSAKA
コネクトスクエア博多
横浜シンフォステージ
ハラカド
渋谷アクシュ
グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業・北街区)
須磨海浜公園 SUMA SEASIDE PARK
TODA BUILDING
WTC annex(浜松町駅西口地区開発事業)
HAZAAR

3月23日 北大阪急行電鉄南北線延伸線開業

事業者:北大阪急行電鉄
所在地:大阪府箕面市
https://www.minoh-shineki-saiten-2024.com/

🐈ポイント🐾

約2.5キロメートル延伸し、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅が新設予定です。3月23~24日は、記憶に残る機会になることを目的に、延伸線の開業及び新駅周辺のまちびらきを盛大に行う開業記念イベントが計画されています。

3月 三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG

事業者:三井不動産
所在地:東京都江東区晴海
https://mitsui-shopping-park.com/lalat-harumiflag/teaser/

🐈ポイント🐾

HARUMI FLAGは東京2020オリンピック・パラリンピック大会選手村跡地における、住宅棟23棟5,632戸と商業施設1棟からなる開発プロジェクトです。本施設は住宅街区の中心部に位置するため、地域交流拠点や生活密着型施設として住民の生活を支えます。どのようなまちの文化をつくり、コミュニティを発展させていくか楽しみです。

水素供給概念図

PRTIMESより引用

3月 JP TOWER OSAKA(※KITTE OSAKAは7月開業予定)

事業者:日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産
所在地:大阪府大阪市北区
https://jptower-kitte-osaka.jp/

🐈ポイント🐾

大阪・梅田の大阪中央郵便局跡地を活用したオフィス、商業施設、劇場、ホテルの複合開発です。ガーデンアベニュー(西梅田地区歩行者通路)やペデストリアンデッキ(歩行者デッキ)の整備により、まち全体のアクセス性向上に寄与します。また、KITTE大阪では、日本各地のさまざまなヒト・モノ・コトが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所が誕生とのこと、⼤阪の新たなつながりを⽣む起点となるのか期待です。

JR大阪駅からのアクセスイメージ

(PRTIMESより引用)

3月 コネクトスクエア博多

事業者:JR九州(代表企業)、福岡地所、麻生
所在地:福岡県福岡市博多区
https://fukuokajisho.com/news/470/

🐈ポイント🐾

福岡東総合庁舎敷地有効活用事業計画に位置づけられており、博多駅周辺のまちづくりに貢献が期待されています。機能としてはほぼオフィスビルですが、施設名の通り、地域や人、まちをつなぐハブ・機能を有するそうでピロティ状の広場での活動が行われる予定です。

3月末 横浜シンフォステージ

事業者:大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST
所在地:横浜市西区みなとみらい
https://www.keikyu.co.jp/company/news/2022/20220824HP_22076TS.html

🐈ポイント🐾

利用者のウェルビーイングや働き方をサポートする次世代オフィス。広場状空地が複数整備され、都心ながら緑を感じられ、憩いのスペースになりそうです。低層部にはヤマハブランドの音楽を新しい楽しみ方を発見する発信拠点やオープンイノベーションスペースといったテナント入居予定とのこと。(ヤマハのリリースはこちら

コモンスペースイメージ(上段:2階グランモールプラザ・スカイプラザ、下段:1階ゲートプラザ)

PRTIMESより引用

4月 ハラカド

事業者:東急不動産
所在地:東京都渋谷区神宮前
https://harakado.com/promotion/

🐈ポイント🐾

神宮前交差点にある東急プラザ表参道「オモカド」を挟んだ向かいに開業する、商業とオフィスの複合施設です。中でも特殊なのが、地下に高円寺で長く銭湯をつづける小杉湯や、個性的なクリエイターが集うフロアやフードコートなどで、文化創造の拠点を目指しているとのことです。開業前のティザーサイトでは、ハラカド町内会として、コミュニティの形成や活動が進められるということで、まちの人をどのように巻き込んでいくのか期待です。

PRTIMESより引用

2024年上期 渋谷アクシュ

事業者:東急
所在地:東京都渋谷区
https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid%3Dpost_500.html

🐈ポイント🐾

ヒカリエ横に開業予定の23階建ての複合施設、渋谷アクシュ。AOYAMAとSHIBUYAがX=交差するという意味を込め、握手するという表現のロゴマークが発表されました。エリアとエリアだけでなく、今なお発展中の渋谷再開発に対して回遊性を生み出すのでしょうか。渋谷アクシュをテーマにしたアート作品の制作を仮囲いで展開していくそうです。

▲渋谷アクシュ ロゴ
▲歩行者ネットワークイメージ

PRTIMESより引用

9月 グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業・北街区)

事業者:三菱地所(代表企業)、他JV9社
所在地:大阪府大阪市北区
https://umekita2.jp/

🐈ポイント🐾

大阪駅前の貨物ヤード跡地にてうめきた公園を中心に大規模複合開発が進められています。全体まちびらきは2027年予定ですが、うめきた2期地区は先行まちびらきとして北街区のホテル、商業施設、うめきた公園の一部、連絡デッキが開業予定です。

PRTIMESより引用

9月1日 須磨海浜公園 SUMA SEASIDE PARK

事業者:神戸須磨 Parks + Resorts 共同事業体(代表企業:サンケイビル、他JV6社)
所在地:兵庫県神戸市須磨区
https://kobesuma-seaside-park.jp/

🐈ポイント🐾

全体開業の2024年6月神戸須磨シーワールド、ホテルが開業予定ですが、商業施設”松の社ヴィレッジ”が2023年6月先行オープンしています。開発地の全体4割程度を占める園地には芝生広場やステージ、グラウンド、ヨットハーバーなど、他スポーツ施設があります。イベントで利用可能な”須磨ホール”や公園や須磨海岸の歴史が学べる”歴史ギャラリー”、公園内にはかまどベンチなどの防災設備も備えられており、エンタメから日常使いまで、様々な方に愛される公園にリニューアルされそうです。公園指定管理者は須磨海浜公園パークマネジメント組織が担うそうです。

施設概要

PRTIMESより引用

2024年秋 TODA BUILDING

事業者:戸田建設
所在地:東京都中央区京橋
https://www.todabuilding.com/

🐈ポイント🐾

人と街をつなぐをコンセプトとした、アートとビジネスを交差する新しい場所が開業します。事業者の戸田建設とソニー・クリエイティブプロダクトとの協業によって、情報発信型ミュージアムを開設予定です。音楽、映画、アニメ、建築、現代アートなど、従来の美術展とは一味違うクリエイティブなコンテンツを専門的に扱う施設を目指しているようです。2019年から活動をしている一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントとの連携をどう取り入れていくのでしょうか。

TODA BUILDING 前広場(アートスクエア)パース

PRTIMESより引用

11月 WTC annex(浜松町駅西口地区開発事業)

事業者:世界貿易センタービルディング
所在地:東京都港区浜松町
https://new.hama2-prj.com/

🐈ポイント🐾

1970年に世界貿易センタービルとして竣工、2021年に閉館。全体完成は2027年を予定しています。地上46階建てのオフィス、住居(2025年3月入居開始)、さらにグランドレベルには演劇や音楽公演等に対応した文化芸術ホールや飲食展、スーパーも誘致予定とのこと。浜松、芝浦、竹芝エリアがますます盛り上がってきますね。

2024年秋 HAZAAR

事業者:寺田倉庫
所在地:神奈川県横浜市神奈川区羽沢南
https://hazawavalley.jp/index.html

🐈ポイント🐾

天王洲アイルエリアマネジメントを推進する寺田倉庫ですが、倉庫街の歴史受け継ぐ外観を設え、スーパーや医療機関、認可保育園が入居する初の複合施設を計画しています。そのほか、産学民連携施設(農業支援、横浜国立大学連携施設)が特色で、新たに人流や交流を創出する街として、エリアネームを「HAZAWA VALLEY」と決定しています。

※画像はイメージです

PRTIMESより引用

他にも注目の新施設が続々

上記でご紹介したものに加え、2024年に開業するその他の施設をリスト化しました。詳細はリンク先よりご覧ください!

【2024年1~3月】
・2月1日 豊洲 千客万来
・2月下旬 ポーラ青山ビルディング
・2月未定 中野ステーションレジデンス
・3月16日 北陸新幹線・金沢~敦賀間の開業
・3月下旬 THE YOKOHAMA FRONT
・3月未定 アーバンネット仙台中央ビル
・3月未定 Osaka Metroなんばビル
・24年春 LaLa arena TOKYO-BAY

【2024年4~6月】
・4月23日 中日ビル

【2024年7~9月】
・8月未定 赤坂トラストタワー
・24年夏 東京ドームシティ(ランドスケープ刷新等の完成)

【2024年10~12月】
・10月14日 長崎スタジアムシティ
・24年秋 大阪ステーションビル「イノゲート大阪」

【2024年度中】
ステーションヒル枚方
新神戸駅前広場・生田川公園の再整備計画

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