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使うほどまちづくりへの貢献に デジタル地域通貨・アクアコインで支払える「アクアコインでんき」提供開始

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、2020年1月20日、君津信用組合(本店:千葉県木更津市、理事長:宮澤 義夫、以下「君津信用組合」)、電力のOEM販売プラットフォームを展開する株式会社イーネットワークシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:及川 浩、以下「ENS」)の三者と千葉県木更津市(市長:渡辺 芳邦)の間で、ENSが供給する電力プランの導入・普及を通じた、千葉県木更津市のデジタル地域通貨「アクアコイン」の更なる活性化に関する協定を締結いたしました。 上記の協定を受け、ENS、君津信用組合、フィノバレーの3社で提携の上、2020年2月3日よりアクアコインで電気料金の支払いを可能とする新電力プラン「アクアコインでんき powered by ENS(以下「アクアコインでんき」)」を一般家庭向けに開始します。また今後は加盟店向けの電気料金支払いに対応するなど、順次サービスを拡大していく予定です。

・アクアコインでんき事業スキーム

 アクアコインでんきは、アクアコインを利用している「アクアBank」ユーザーが申し込める電力プランです。ユーザーは、東京電力の従量電灯B, C料金と同じ電気料金のまま、料金をアクアコインで支払い、電気料金※1の最大9%を「アクアポイント」で受け取ることが出来ます。貯まったアクアポイントはアクアコインと同様、加盟店での支払いに利用出来ます。電気料金はスマートフォンアプリからのプッシュ通知で確認することもでき、利用者にとって利便性が高いサービスになっています。

 また、売上の0.5%はENSより木更津市に寄付されるため、使うほど木更津市のまちづくりにも貢献できる仕組みになっています。
※1)ポイント計算のもととなる電気料金は、基本料金+電力量料金となります(再生可能エネルギー賦課金、燃料費調整額は含まれません)。

<アクアコインでんき概要>
・対象者:アクアBankユーザー
・申込手数料:無料
・解約手数料:無料
・申込方法:お手元に検針票をご用意の上、アプリの申込みフォームからお申込み
・Webサイト:https://aquacoin.ensweb.jp/

「アクアコイン」アプリのダウンロード
下記アクアコイン特設サイトからダウンロードできます。
https://www.kisarazu-aquacoin.com/

アクアコインとは
 アクアコインは、君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の3者が連携し普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できるデジタル地域通貨です。利用者は加盟店に設置された二次元コードを読み取ることで手軽に決済できます。加盟店は二次元コードの設置のみで初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入が可能で、売上金として入金されたコインは預金口座へ換金入金するだけでなく、コインのまま他加盟店への支払い(送金)にも使え、域内のお金の循環を活性化できる仕組みです。

 ボランティア活動等に対するポイント付与を通じた地域コミュニティ活性化への活用をはじめ、住民票交付手数料等の受け入れへの活用、3者職員の給与日に合わせた自動チャージの実施など、行政との連携においても国内で初めての試みを多数実施し、2019年末時点で加盟店数約500店舗、アプリインストール数9,600件超となっています。

<アクアコイン概要>
・対象者:アプリ(無料)をダウンロードされたユーザー
・利用可能店舗:木更津市の約500店舗(2019年末時点)
・チャージ可能場所:君津信用組合本支店窓口(店舗数:市内5本支店、市外10支店)
 自動チャージ機(5箇所に設置)
 プリペイドカード(市内39の加盟店にて販売中)
・チャージ上限金額:10万円(アクアPayユーザー)/200万円(アクアBankユーザー)※2
※2)アクアPayは無料のアクアコインアプリのダウンロードのみで誰でも使える機能です。アクアBankは君津信用組合に口座をお持ちで所定の手続きをされた方が使える機能で、上限引き上げのほか、ユーザー同士の送金が可能になります。
・交換単位:1円=1コイン
・有効期限:最終利用日から一年後の当月末日(アクアPay)/三年後の当月末日(アクアBank)(ポイントは付与日から一年後の当月末日)

MoneyEasy(マネーイージー)とは
 株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。

君津信用組合について
 君津信用組合は、千葉県内房沿線の7市1町に15店舗を展開する地域金融機関です。金融を通じて地域社会に奉仕することを理念とし、お客様との長いお取引を大切にするなかで、個々のニーズに応じた商品・サービスの提供に努めています。一番身近で信頼される金融機関として、コンプライアンスを基本に、年金等の旅行やサークル活動、医師等による講演会などの様々な企画や、地域に密着したボランティア活動、営業店をコミュニティホールとして開放するなどの地域第一の施策を行なっています。2018年10月より、地域貢献の一環として、地域経済とコミュニティの活性化を目的に、電子地域通貨「アクアコイン」の運用を開始しました。
https://kimishin.jp/

株式会社イーネットワークシステムズについて
 2015年4月設立。小売電気事業者のイーネットワークシステムズ(ENS)は、「イニシャルコスト0(ゼロ)での電力・都市ガス事業参入」を可能とする電力・都市ガス小売のOEMプラットフォームを運営。提携事業者を経由して電力・都市ガスをお客さまに供給しています。親会社は創業80年の老舗LPガス事業者の三ッ輪産業株式会社(関東地方に直売・卸合わせて約20万の顧客基盤を保有)を傘下とする、三ッ輪ホールディングス株式会社です。
http://www.enetsystems.co.jp/
https://www.mitsuwagroup.co.jp/home/1910information.html

株式会社フィノバレー
 株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」を筆頭に、小田急電鉄の新宿シネマ&バルWEEKの「シネバルコイン」などの支援実績があります。2018年8月より株式会社アイリッジのフィンテック事業を承継する子会社として新たに事業をスタートしました。
https://finnovalley.jp/

株式会社アイリッジ
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)/OMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O/OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

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