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大手町エリア最大規模の複合開発「Otemachi One」が2020年2月23日(日)竣工。商業施設エリア「Otemachi One Avenue」は5月12日(火)グランドオープン決定

~大手町一丁目から多様性と新たな価値を生み出す拠点始動~三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)と三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、社長:菰田正信、以下「三井不動産」)が、千代田区大手町一丁目2番1号にて推進する複合開発事業「Otemachi One」は、このたび2020年2月23日(日)に竣工しました。また、商業施設エリア「Otemachi One Avenue」を中心とする30店舗の出店が決定し、5月12日(火)にグランドオープンします。(一部店舗は、5月12日(火)のグランドオープン以降にオープン予定)

「Otemachi One」は、グローバルに多様な事業を展開する三井物産と先進的な街づくりを進める三井不動産がそれぞれの知見と実績を融合させた大規模複合開発で、最先端のオフィス、ホール、カンファレンス、商業施設、ホテル、そして大規模緑地広場を備えた、大手町エリアでは最大級の開発です。

地下鉄のコンコースと直結する「Otemachi One」の地下に位置する、商業施設の連なる「Otemachi One Avenue」を中心に、ランチ、ディナー、テイクアウトのニーズに応える多様な飲食店、ランニングステーションやクリニックモールといったサービス店舗など30店舗が出店します。

5月15日(金)には、皇居を望み国際会議から各種コンサートまで多目的に利用できる「大手町三井ホール」がオープンします。また、7月に開業する「フォーシーズンズホテル東京大手町」、そして2022年末に完成予定のエリア最大規模約6,000m2の緑地空間「Otemachi One Garden」により、オフィスワーカーの日々の多様化するニーズに応えるとともに、大手町ならびに東京の国際競争力強化へ寄与していきます。

また、「Otemachi One」敷地内で大手町地区の地域冷暖房施設を更新し地域のBCP機能を強化するほか、最高水準の性能を誇る制震構造の採用、災害時の電力自立性の向上のための中圧ガス・オイル双方に対応するデュアルフューエル型非常用発電機の導入、帰宅困難者受入機能の強化など、オフィスビルとして国内最高水準の安心・安全を提供致します。

【左】「Otemachi One」外観
【右】「Otemachi One Garden」外観 (イメージ)

「Otemachi One」について

「Otemachi One」 概要
計 画 地:東京都千代田区大手町一丁目2番1号
交   通:東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、
      都営三田線「大手町駅」直結
主 要 用 途:事務所、商業、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
敷 地 面 積:約20,900m2
延 床 面 積:約357,700m2
階   数:三井物産ビル:地上31階、地下5階 Otemachi One タワー:地上40階、地下5階
最 高 高 さ:三井物産ビル:約160m Otemachi One タワー:約200m
設計・施工:設計・監理/日建設計・鹿島建設 設計共同企業体
      施工/鹿島建設株式会社
      デザインアーキテクト/Skidmore, Owings & Merrill LLP (SOM)
建 物 竣 工:Otemachi One着工:2016年5月18日
      Otemachi One竣工:2020年2月23日      Otemachi One Avenueグランドオープン:2020年5月12日(予定)
      フォーシーズンズホテル東京大手町:2020年7月1日(予定)
      Otemachi One Garden完成:2022年末(予定)

オフィスエリア

三井物産ビル/Otemachi One タワー

「三井物産ビル」には、2020年5月に三井物産の新本社が移転します。多様性と新たな価値を生み出す街区「Otemachi One」のディベロッパーでもある三井物産は、新本社においてWork-X(Workplace Experience)という取り組みを通じ、更に社員一人ひとりが力を高め、社内外の多様なパートナーやお客様と新たな価値を生み出すことを目指していきます。

「Otemachi One タワー」には、農林中央金庫、出光興産株式会社、デル株式会社、PwC Japanグループ、UBSグループ等、世界をリードする企業や日本を牽引する様々な業種の先進的企業の入居が決定し、概ね満室となっています。

企業がメインオフィスを構える最先端オフィスに相応しいワーカー向けの各種アメニティ、エグゼクティブ向けサービス、ITサービス等を入居企業限定で提供することに加え、国内最高水準の安全・安心を提供することにより、最高水準のオフィスとなっています。これらの各種サービスや大規模複合開発ならではの各種施設、テナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」、法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」最大級の拠点開設等により、多様化・グローバル化する社会において様々なシーンに合わせた働き方を実現します。

また、「Otemachi One」の賃貸オフィスには専用のWebページから執務フロアのトイレの個室の空き状況が確認できる「Throne」というサービスを導入する予定です。当該サービスの導入によって、トイレの混雑を緩和し、執務環境の向上をめざします。

テナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」
働き方改革が推進されている中、オフィスで働く人が感じる“もっと”こういうものがあったらいいなという想いや、生産性の向上によって生まれた時間で“もっと”こうしたいという想いに応えたい。そんな想いから、「あなたの“もっと”をかなえる場所」をコンセプトとして、快適なビジネスライフを過ごしていただくためのテナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」の提供を「Otemachi One」にて2020年12月に開始します。

■食堂/コワーキング
789m2 (311席)

■カンファレンス/コンシェルジュ
大会議室  87m2 (54席※)×3室
会議室  44m2 (18席※)×2室
会議室  約10m2  (6席※)×3室

※ 大会議室のうち2室はつなげて利用可能
※ 席数はスクール形式

■フィットネス
マシンエリア        327m2(約40台)
フリーウェイトスペース   39m2
ストレッチゾーン      38m2
ロッカールーム(男性)シャワーブース:5室
           ロッカー:54名
ロッカールーム(女性)シャワーブース:4室
           ロッカー:48名

※ 女性専用パウダーコーナーあり

ワークスタイリング
三井不動産が展開する法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」が「Otemachi One タワー」6階に2021年春開業します。全国に広がる拠点を10分単位で利用可能な法人向け多拠点型シェアオフィス『ワークスタイリングSHARE』と多様化する企業のニーズや様々なビジネスシーンに合わせた法人向けフレキシブルサービスオフィス『ワークスタイリングFLEX』を併設したワークスタイリングの中でも最大級の拠点となります。ワークスタイリングは、ワークスペースという単なる場の提供にとどまらない会員企業のビジネスの成長や新たな価値創造につながる高付加価値型シェアオフィスサービスを提供しています。

国内最高水準の安全・安心の提供

(1)自立性の高いエネルギーシステムの導入
中圧ガスによる発電が可能なガスコージェネレーションシステムの導入と、オイル・中圧ガス双方に対応するデュアルフューエル型非常用発電機の導入により、災害時の電力供給の自立性を向上させます。万一中圧ガスの供給が止まっても72時間の運転を可能とするオイルも備蓄します。また停電・停ガス時に、共用部だけでなく専用部に対しても電気・熱を供給し、業務を継続することが可能となります。

(2)最高水準の性能を誇る制震構造
「Otemachi One」は鹿島建設株式会社の開発した最新の制震オイルダンパーHiDAX-Rを設置しています。この装置は、風揺れから震度7の大地震まで、広く効果を発揮しますが、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動等に対する揺れ予防や短時間での振動の逓減にも特に高い効果を発揮します。

(3)地域冷暖房施設の更新
「Otemachi One」内にある大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房施設のメインプラントを、機能継続しながら敷地内で移転・更新し、環境性の向上、非常時対応の強化、浸水防止・耐震対応を図ります。同プラントは更新後、大手町地区のエネルギーネットワークの中心的役割をより一層担うこととなります。また、同プラントでは熱源機器として、国内最高水準の効率を誇る高効率ボイラー及び最先端技術を搭載した高効率インバーターターボ冷凍機等を導入、さらにガスコージェネレーションシステムの排熱利用のほか、中水排熱・ボイラーブロー排熱利用等未利用エネルギーの活用を積極的にすすめ、年間約1,000t のCO2排出量削減を目指します。

(4)帰宅困難者受入機能の強化
帰宅困難者の一時滞在施設(約4,000m2、2,400人)および、防災備蓄倉庫(約250m2、約22,000食の食料等)や防災井戸を整備します。

(5)環境負荷低減への取組み
本物件は、PAL「段階3」、ERR「段階3」、CASBEE Sランク※となっております。
※「CASBEE-建築(新築)2014年版」における自己評価

商業施設エリア

Otemachi One Avenue

2020年5月12日(火) グランドオープン予定

「Otemachi One」の地下2階~地上1階には、「Otemachi One Avenue」を中心に、商業店舗30店舗が出店します。オフィスワーカーはもちろん訪問客など多様な客層に、朝・昼・夜と一日を通して、上質な時間と新たな大手町の楽しみ方を提供します。また、店舗の空き状況確認サービス「VACAN」の導入により、各飲食店舗の空き状況を公開することで、時間に余裕がない方でもスムーズにご利用いただけるようになっています。

「Otemachi One Avenue」の特長・地下鉄大手町駅に直結し、「Otemachi One」に限らず、大手町エリア全体のオフィスワーカーの多種多様なランチニーズや、同僚との気軽な懇親・宴会などのニーズに応える幅広い飲食店舗・クリニックやランニングステーション等オフィスワーカーの健康を支援する施設が充実・「地下でありながら四季の移ろいや風を感じる場」としてデザインされた彩りあふれる商環境の上質で繊細なデザイン・地下2階と地下1階の飲食店舗ゾーンでは、大手町唯一の開放感のある吹き抜け空間が誕生

■フード・カフェ
バリエーションが豊富で安定感のある人気店が多く、ランチが楽しみになる店舗をそろえました。また、夜は気軽に入りやすい店舗が多く、同僚や親しい取引先とビジネスコミュニケーションの場としてご活用頂けます。地下2階と地下1階が吹き抜け空間になっており、開放感のある空間を創出しています。その他、接待でも使えるレストランや、手土産にも使える店舗等、幅広い店舗を取り揃えています。

■物販・サービス
日々の健康維持に役立つドラッグストアやランニングステーション、すぐに通えるクリニックや銀行、コンビニなど、オフィスワーカーが必要とするサービス店舗をそろえました。

※情報は2020年3月5日(木)時点です。今後変更になる可能性があります。

【商業施設エリア店舗概要】

多目的ホールエリア

大手町三井ホール/大手町三井カンファレンス

2020年5月16日(土) グランドオープン

三井物産ビル3階には国際会議や商品発表会といったビジネスイベントから、音楽ライブなどエンターテイメントのイベントまで様々な用途での活用が可能な「大手町三井ホール」が開業します。本ホールは高さ約7mのガラス壁を採用しており、眼前に広がる緑地空間を最大限生かす設計となっています。また、約700m2のホールは約380m2のホワイエと一体活用することで大空間としての活用も可能です。隣接する貸し会議室「大手町三井カンファレンス」と併用すればさらに利用の幅が広がり、大手町においてビジネス交流・国際交流の促進および文化・芸術の新たな発信の拠点となります。

多種多様な演目の実施
「大手町三井ホール」では5月16日(土)の開業後、こけら落とし公演「Otemachi One Opening Event」 として、以下の演目を実施します。また、今年の夏には『巨大映像で迫る 北斎/広重/宗達/光琳〜浮世絵と金屏風の世界〜』の長期公演を予定しています。日本の伝統美術をデジタル技術と映像&音楽演出で表現した新感覚アートエキシビションで、世界的に人気の高い葛飾北斎と歌川広重の浮世絵、俵屋宗達や尾形光琳の金屏風の最高傑作を迫力の巨大スクリーンで一挙公開されます。

「大手町三井ホール」の特長・大手町地区における国際競争力強化支援施設として、同時通訳設備を始めとした国際会議対応設備を完備・ロールバックチェア、昇降式舞台、ホワイエとの一体利用可能な設えにより多様な用途に対応・約7mのガラス壁により眼前に広大な緑を一望できる絶好の眺望

■Otemachi One Opening Event

※全ての公演名にOtemachi One Opening Eventと冠名がつきます。
※新型コロナウイルス感染症対策等のために中止となる可能性があります。

ホテルエリア

フォーシーズンズホテル東京大手町

2020年7月1日(水) 開業

「Otemachi One タワー」の3階、34~39階には、フォーシーズンズホテル東京大手町(全190室)が、2020年7月1日(水)に開業します。遠くに富士山を望み、眼下には皇居の森が広がる眺望をお楽しみいただけます。

世界的なインテリアデザイナーであるジャン・ミシェル・ギャシー(Jean-Michel Gathy)が率いる、デニストン・インターナショナル・アーキテクト・アンド・プランナーズ(Denniston International Architects and Planners)が客室やその他共用施設のインテリアデザインを担当しています。共用施設にはプール付きのスパ、ラウンジ、ビジネス旅行者が利用可能なプライベート・リビングルームを備えています。3階にボールルームと小会議室4部屋を含む合計1,300m2を超えるイベントスペースを備え、結婚式や大規模なミーティングにも対応できるようにしております。

またデザイン スタジオ SPIN(DESIGN STUDIO SPIN)が、39階のレストランエリアを手掛けており、革新的なフランス料理を提供するエスト(EST)、ショーキッチンと屋外テラスを備えたリラックス空間でイタリア料理が楽しめるピニェート(Pigneto)、東京とパリの街が融合したようなユニークなコンセプトを持ち合わせるバーのヴェルテュ(Virtù)などを設けています。

「フォーシーズンズホテル東京大手町」の特長・世界最高水準のサービスを誇る「フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ」・日本有数の眺望・ロケーションに位置するランドマークホテル
・世界を代表するデザイナーが手掛ける洗練された空間

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