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住みたい街ランキング上位「恵比寿」の顔・恵比寿ガーデンプレイスの魅力

エリアマネジメントキーワード
#独自性 #継続性 #発信性

みなさんは「恵比寿」と聞いて、どんな場所を思い浮かべるでしょうか。例えば、Google画像検索で「恵比寿」と検索してみてください。上位にあがってくる画像のほとんどが、下記写真の恵比寿ガーデンプレイスの大屋根と広場なのです。エリアの名前と密接に関わるこのよく知られた場所の様々な魅力や工夫をご紹介します。

「恵比寿」検索でトップヒットする恵比寿ガーデンプレイス

恵比寿ガーデンプレイスのコンセプトを象徴する3つの広場

JR恵比寿駅のホームに降りると聞こえてくるお馴染みのCMソングからも分かるように、このエリアにはサッポログループによるビール醸造所がありました。その跡地が、恵比寿ガーデンプレイスです。その敷地内には人を惹きつけるイベントの実施が可能な3つの広場があります。

1889年、サッポログループはこの地にビール醸造所を建設し、約100年にわたり、この街、そして駅名の由来となった「恵比壽ビール」(現在のヱビスビール)を製造、ビール事業を展開してきました。その後、工場の移転に伴い、1994年この地に複合都市のパイオニアとして「豊かな時間」「豊かな空間」をコンセプトに「恵比寿ガーデンプレイス」は誕生しました。(恵比寿ガーデンプレイスwebサイトより)

 

恵比寿ガーデンプレイス配置図(恵比寿ガーデンプレイスwebサイトより引用

利用シーンが想定された広場デザイン

恵比寿ガーデンプレイスの広場は1990年代に計画された広場でありながら、イベント運営を考慮して計画されたあろう工夫がいくつかありました。例えば、坂道のプロムナード沿いに植えられた植栽はクリスマス時期になるとイルミネーションで彩られますが、イルミネーションの電力供給に対応した電源コンセントが坂道側面の立ち上がり部分に仕込まれていること、また後から増強されたと思われるコンセント盤も、石タイルと同色にすることで目立たなくなっています。また、植栽とベンチの一部にゴミ箱が組み込まれ、広場環境に自然となじむ工夫がされていました。

左:坂道の側面に設置されたコンセント盤は石タイルと同色、右:植栽とベンチのファニチャーに埋め込まれたごみ箱(正面中央下部)

エリアを盛り上げるため、情報を発信し続けるということ

毎年発表されるSUUMO主催「住みたい街ランキング」へ常に上位ランクインする恵比寿。その所以としてGoogle画像検索のトップヒットにも表れているように、開業から20年以上経った今も色あせない恵比寿ガーデンプレイスも大きく貢献しているのではないでしょうか。冬にはクリスマスマーケット、夏には野外映画上映と季節ごとにイベントが継続的に行われていますが、それらの情報源として、サッポロ不動産開発株式会社によって発行されている、恵比寿ならではの過ごし方等が紹介されている「YEBISU STYLE」、レストランやイベント情報が紹介されている「EVENT GUIDE」というフリーペーパーがあります。

YEBISU STYLEとEVENT GUIDE どちらも季刊誌。恵比寿三越内に設置。

どれだけ素敵なイベントを開催しようとその情報が発信されていなければ、街に住むひと、働くひとには届きません。イベント開催だけではなく、情報誌やWEBサイト等を活用した良質なイメージの発信やイベント情報等の告知によって、恵比寿ガーデンプレイス、ひいては恵比寿一体のにぎわいづくりの一助となっているのではないでしょうか。
JR恵比寿駅のホームに降り立った瞬間から聞こえてくるあのCMソングに始まり、異国風の広場と季節ごとに開催されるたくさんのイベント、情報発信を継続的に行うこと等はエリアブランディングにつながる取り組みであり、エリマネ的な事例のひとつと言えるでしょう。

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