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JR東日本 東京感動線は「Tokyo Urban Farming」に参画します ~都市の遊休地や屋上などを活用したアーバンファーミングという生活文化の創造を推進~

●JR東日本 東京感動線は、株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)が主宰する研究機関「UNIVERSITY of CREATIVITY(ユニバーシティ・オブ・クリエイティビティ)」による生活文化創造オープンプラットフォーム「Tokyo Urban Farming」に参画します。

●「Tokyo Urban Farming」は、脱炭素時代に都市の遊休地やビルの屋上・家庭菜園などを活用して農的な活動を行うアーバンファーミングという新たな生活文化の創造を目指し、企業・団体・市民が協働してさまざまな取り組みや情報発信を行うプラットフォームです。

●山手線を起点にして、まちや人が有機的につながる心豊かな都市生活空間を創造する「東京感動線」では、今回「Tokyo Urban Farming」に参画することで、「東京の豊かな緑」を創出していくきっかけをつくり、私たちのコンセプトフレーズである「東京の、ちょっとだけ未来の景色。」を皆さまと共に実現していきたいと考えています。


Tokyo Urban Farmingについて

ロゴデザインロゴデザイン

■背景
 「Tokyo Urban Farming」は、2020年9月15日に実施したUNIVERSITY of CREATIVITY(略称:UoC)開港記念セッション『妄想「TOKYO 2030」#3 都市に森をつくるーアーバンファーミングの可能性』の対話の中から構想が生まれたプロジェクトです。アーバンファーミングは、都市における農を通じた持続可能な生活文化として、またコミュニティ形成や防災の拠点という観点からも近年世界的に注目が集まっています。都市部に畑を増やすことで緑化を推進し、環境面での効果が見込めることに加えて、子どもたちの食育、食料自給率の向上や地産地消、コンポスト(堆肥化)によるフードロスの削減にもつながる可能性があり、SDGsの「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」「すべての人に健康と福祉を」などの目標において大きな効果が期待されます。

■概要
 Tokyo Urban Farmingは、「アーバンファーミングを、もっと楽しく、美しく、あたりまえにする。」をミッションに、人と自然、人と人がつながるアーバンファーミングという新たな生活文化を東京から創造することを目指した、特定の組織だけに限定されることのないオープンなプラットフォームです。趣旨に賛同する企業・団体・個人が広く連携しながら、それぞれが持つ多様なリソースを活用し、都市の遊休地や屋上を活用したコミュニティファームの創出、コンポストステーションの実証実験、イベントの開催や関連情報の発信など、アーバンファーミングの創出・普及に向けたさまざまな取り組みを行っていきます。このたび、JR東日本が展開する山手線ブランド「東京感動線」、プランティオ株式会社、株式会社プロトリーフの本プラットフォームへの参画が決定しました。

Tokyo Urban Farmingの概念図


Tokyo Urban Farmingの4つのアクション

【コミュニティファームの創出】

都市の遊休地の活用により、人と自然が循環するコモンズを創出します。

【イベントの開催】
アーバンファーミングを楽しむための、イベ
ントや体験を開催します。

【情報発信】
アーバンファーミングを知り、参加するため
の情報をお届けします。

【ツールの開発・実行】
苗の配布やコンポストなど、実践のためのツールを開発し、提供します。



今後予定されている取組み・イベント
《「Tokyo Urban Farming」の取り組み・イベント》


■ 都市の狭小空間における野菜畑「Micro Farm」を独自に開発、UoC TOKYO Campus内に設置
都市の狭小空間でも野菜栽培を楽しむことができるバーティカルファーム「Micro Farm」を、プロトリーフの協力により開発。プロジェクトのリリースにあわせ、UoC TOKYO Campus内でハーブ栽培を開始。この「Micro Farm」の拡大版をゴールデンウィークに「THE SHIBUYA WEEK 2021」にて展開(後述)。

■ 「Tokyo Urban Farming」キックオフセッション開催
日時:2021年4月21日(水)18時~20時
場所:UoC TOKYO Campus大マンダラ(無料オンライン配信も実施)
詳細:https://uoc.world/now/ 

■ 「渋谷スクランブルスクエア」が開催する「THE SHIBUYA WEEK 2021」への出展
日程:2021年4月28日(水)〜5月9日(日)
場所:渋谷スクランブルスクエア 7階イベントスペース「L×7(エル バイ セブン)」

 アーバンファーミングを通じたサステナブルなライフスタイルを楽しむための「Micro Farm」(都市の狭小空間における野菜畑)や、コンポスト(生ごみや落ち葉などを堆肥化するツール)の展示を実施。トマト苗や、Share Seedsによる野菜の種の無料配布も数量限定で実施予定。

※「THE SHIBUYA WEEK 2021」の詳細は下記ページをご覧ください
  https://www.shibuya-scramble-square.com/the-shibuya-week-2021/

■ 博報堂ミライの事業室の「good farm」第1弾が渋谷にオープン、Tokyo Urban Farmingと連携
「good farm」とは、博報堂の新規事業開発組織「ミライの事業室」が推進するデジタルアプリサービス「市民共創型のまちづくりサービスgood pass」の取り組みのひとつとして提供する、みんなで育てて楽しむ都市農園サービス。実際の場がオープン次第、Tokyo Urban Farmingと連携し、様々な取り組みを実施していく予定。(2021年内オープン予定)

《JR東日本 東京感動線が主催する取り組み・イベント》

■ JR東日本の山手線駅における実証実験
 JR東日本の山手線駅において、小規模農園・コンポストステーションの設置や、工事ヤードにおける廃棄される土を使って植物を育てる取組みを実施予定。時期・場所などの詳細については調整中。

■ JR東日本高輪ゲートウェイ駅におけるトマト苗などの無料配布
(1)実施日時  2021年4月24日(土) 13時00分から ※トマト苗がなくなり次第終了
(2)実施場所  高輪ゲートウェイ駅 改札外スペース
(3)配布数量  トマト苗:各500ポット(合計1,000ポット) 
                ※1世帯につき各1ポット、合計2ポット配布
            土:100個 1世帯につき1個配布


参考情報
「Tokyo Urban Farming」サイト

https://tokyourbanfarming.jp/

「Tokyo Urban Farming」の取り組み内容や、本プラットフォームへの参画に関するお問い合わせ
info@tokyourbanfarming.jp



「東京感動線/TOKYO MOVING ROUND」 について
 山手線は、世界的にもユニークな地上を走る都心の環状線であり、歴史的・文化的に多様な個性のまちとまち、人と人とをつないでいます。JR東日本では、移動を含めた日常生活の利便性を高めるサービスに加え、多様なまちや人の個性を引き出し、駅と駅、駅とまち、人とまち、人と人のつながりを創り出すことで、心豊かな都市生活空間「東京感動線/TOKYO MOVING ROUND」を創造してまいります。具体的には、西日暮里駅における学びの交流拠点「エキラボniri/西日暮里スクランブル/エキマド」や、新大久保駅における食の交流拠点「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン)」など、フラッグシップとなる場の提供のほか、「東京感動線magazine」を不定期に発刊し、東京で活躍する人や先進的な取組みを紹介しています。
 東京感動線のテーマ、提案したい価値観の1つとして「東京の豊かな緑」があり、今回「Tokyo Urban Farming」に参画することで、私たちのコンセプトフレーズである「東京の、ちょっとだけ未来の景色。」を、皆さまと共に実現していきたいと考えています。

公式ウェブサイト https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/
Twitter       https://twitter.com/tokyo_moving_o/
Instagram    https://www.instagram.com/tokyomovinground/
Facebook     https://www.facebook.com/tokyo.moving.round.jp/

 

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