共創まちづくりのためのデジタルプラットフォーム「my groove」正式版をリリース

デジタルを活用し、市民・地域と行政が連携したまちづくりを推進

「人とまちの関係性をデザインする」をミッションに都市デザイン・まちづくりDXに取り組む株式会社Groove Designs（東京都中央区、代表取締役：三谷繭子、以下Groove Designs）は、自治体、地域でまちづくりに取り組む企業、団体向けの共創まちづくりのためのデジタルプラットフォームmy groove( https://mygroove.city/ )を独自に開発し、この度正式版としてリリースしました。

■デジタルプラットフォーム「my groove」について

my grooveは、地域におけるまちづくりプロジェクトに特化したデジタルプラットフォームと、その導入・運用支援をパッケージ化したサービスです。

本サービスでは、当社がこれまで培ってきた地域まちづくりの現場でのノウハウに基づき、テクノロジーを活用して、行政・市民・民間企業等の共創まちづくりを支援します。

2022年度までに神奈川県真鶴町、栃木県小山市をはじめ全国10地域で導入(実証実験含む)され、2023年10月時点で17プロジェクトの稼働実績があります(現在推進中のものを含む)。

2022年度まではオープンソースのプラットフォームであるDecidimを当社独自にカスタマイズしたものを用いて各地で検証を重ねてきましたが、この度、実証を経て得た知見をもとに、独自に社内開発したシステムとして開発を進め、正式版としてリリースしました。

■my grooveの機能

my grooveでは、市民・地域との共創によるまちづくりを推進する上で必要な機能をワンパッケージで提供します。専用HPや特設サイトを構築することに比べてスピーディーに、安価に構築することができ、情報発信や意見募集、イベント・地域活動への協力募集などを行えます。これにより、主体者と参加者が双方向につながり、まちづくりを推進することができます。

また、都市デザイン会社としての豊富な経験に基づき、付随する地域でのワークショップ、社会実験等の企画運営支援や、リアルな場での活動とデジタルプラットフォーム上での動きを連動させた支援も可能です。市民参加プロセスの設計・支援を各地で実施しています。

■「my groove」によって、市民のまちづくりへの参加プロセスに変革を

当社の独自調査により、多くの方が地域で何か役に立ちたい、関わりたいという淡い参加意欲を持っていることが分かっています。一方で、そうした方々は町内会・自治会といった既存の地縁型組織に所属しておらず、行政側としても声を引き出し、参加に繋げる機会を持ちづらい状況にあります。