歴史的資源を活用した観光まちづくり事業に取り組むバリューマネジメント株式会社が、JAPAN TIMES主催の「Sustainable Japan Award Satoyama 部門」優秀賞を受賞

歴史的資源を活用した観光まちづくりが“持続可能な取り組み”として評価

バリューマネジメント株式会社（本社：東京都千代田区、代表：他力野淳、以下当社とする。）は、日本最古で最大の英字新聞「JAPAN TIMES」を運営する株式会社ジャパンタイムズ主催の「Sustainable Japan Award 2023」において、Satoyama 部門優秀賞を受賞し、2023年9月12日（火）に表彰式が開催されましたのでお知らせいたします。

▲後列右から1番目が、代表取締役他力野淳 ▲後列右から1番目が、代表取締役他力野淳

Sustainable Japan Awardについて

Sustainable Japan Awardは日本最古の英字新聞の会社である株式会社ジャパンタイムズが2019年より開催しているアワードです。

同社は2017年に2つのコンソーシアム（「ESG推進コンソーシアム」と「Satoyama推進コンソーシアム」）を立ち上げ以来、国内外で活躍するキーパーソンをはじめ、持続可能な社会の実現のために様々な立場で活躍してきた企業や団体そして個人にフォーカスし、その取り組みを「Sustainable Japan by The Japan Times」として国内外に発信しています。

今年は、これまでの多方面にわたる取り組みを合体させたイベント「Sustanable Japan Day」としてバージョンアップして開催されました。

Sustainable Japan Awardでは、Satoyama部門、ESG部門を設け、それぞれの分野でその年に先進的かつ持続可能な取り組みを行なった企業、団体、個人をなどを審査し、様々な取り組みを表彰。さらに受賞企業・団体によるパネルセッション、顕著な活動をされている企業によるパネルセッションでは、優れた取り組み事例を紹介しながら、持続可能な社会の実現に向けて考察しました。

受賞理由

2005年の創業より「文化を紡ぐ」を理念に、「価値ある歴史的建造物を活用した観光まちづくり」という手法によって、官民連携での歴史的資源等の保存・活用による観光振興、地方創生モデルの創出、観光立国日本への推進に取り組んでいる。

様々な歴史的建造物の抱える課題に対して、可能な限り建物が持つ価値をそのまま残しながら修復し再生、地域資源の活用、磨き上げ、新たな価値をつけることで必要とされる状態とする。

現在では、日本全国で文化財や城、名勝をはじめとする80棟の歴史的建造物を活用するに至っている。愛媛県大洲市の事例では2020年7月、日本初となる城泊を実現、分散型ホテルの展開など、地域と共に観光まちづくりに取り組んでいる。

＜受賞企業・団体・自治体一覧＞

https://sustainable.japantimes.com/sjaward-company2023

▲NIPPONIA HOTEL 大洲城下町 ▲NIPPONIA HOTEL 大洲城下町

▲大洲城キャッスルステイ

受賞式の様子

受賞式当日は、当社代表取締役の他力野淳がトロフィーを授与いたしました。授与後の挨拶では「持続可能なまちづくりの取り組みにおいてバリューマネジメントは裏方であり、全国で展開する地域の皆様にこのトロフィーを持ち帰りたい」と感謝をお伝えいたしました。

受賞式後は記念イベントとしてパネルセッションが実施され、他力野淳が、真庭市の太田昇市長、ヤマガタデザイン株式会社代表取締役の山中大介氏、株式会社サスエ前田魚店代表の前田博氏、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏とともに登壇いたしました。

パネルセッションでは、それぞれの受賞者が、まちに密着した持続可能な取り組みについて紹介。当社は、愛媛県大洲市の取り組みを例に、過疎化が進む地域の危機感に触れ、官民連携でのまちづくりの取り組みをお話しいたしました。

また、今後の取り組みとして「地域経営」「官民連携でのまちづくり」「市民を巻き込んだ地域づくり」を挙げ、「町並みが残ることで愛着が生まれ、住み続けることにつながる」とメッセージをお伝えいたしました。

▲右から2番目が、代表取締役他力野淳 ▲右から2番目が、代表取締役他力野淳

＜パネルセッション詳細＞

https://sustainable.japantimes.com/sjd-2023

VMG HOTELS & UNIQUE VENUESについて

「日本の文化を紡ぐ」をビジョンに掲げるバリューマネジメントでは、重要伝統的建造物群保存地区に残る建造物や文化財、城、史跡、名勝といった文化の象徴である歴史的価値の高い数々の文化財を「観る対象」から「利用する対象」へと拓くことで、これまでにない歴史、文化体験を提供しています。

歴史的建築物はすべてがユニークベニューであり、それぞれに歴史とストーリーがあります。人々の想いによって紡がれてきた場所に触れ、記憶に残る非日常を体験することで、心が豊かになる時間を過ごしていただきたい。そうした想いからホテルとユニークべニューのブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」を立ち上げ、「まだ見ぬ時と出会う場所」というコンセプトを掲げて、全国で22の会場運営を手掛けています。