エリマネこ

まちを、エリアを楽しくするお役立ちメディア

AR技術を活用したオンラインアートギャラリー「有楽町 Wall Art Gallery」プロジェクト開始

有楽町 Wall Art Gallery運営事務局は、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場「有楽町『micro FOOD & IDEA MARKET』(以下、「micro FOOD & IDEA MARKET」)(※1)」の外壁の一部を利用し、AR技術を活用したオンラインアートギャラリー 、「有楽町Wall Art Gallery」プロジェクトを6月5日より開始します。


「有楽町 Wall Art Gallery」は、三菱地所株式会社が2019年12月に開業した「micro FOOD & IDEA MARKET」の外壁の一部を利用した、オンラインアートギャラリーのプロジェクトです。ロンドンやニューヨーク、香港と並ぶ、art capitalsの一つ、「東京」の中心に位置する、AR技術を活用したオンラインアートギャラリーとなります。QRコードが記載されたポスターに携帯のカメラをかざすと、ブラウザが起動し、そのままブラウザ上で作品を鑑賞することができます。
新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響で、イベントや催事の中止・延期に伴い、アーティストが作品を発表する機会が少なくなったと言われています。また、一般の利用者にとっても、外出の制限やアートを鑑賞する場所の閉鎖により、アートに触れる機会が極端に減ってしまいました。そのような社会状況を踏まえ、このプロジェクトでは、店頭の外壁の一部を利用すること、24時間鑑賞できる状態にすることで、可能な限り3密の状態を避けて、誰もが無料で、アートを楽しむことができるように設計しました。
 

ステートメント                                

Don’t need brain to enjoy art

「アートを楽しもう」

正解のない時代。
未来は、本当に誰にも分からなくなった。
左脳で考えた結論の価値は薄まり、
右脳で感じた感覚を皆が大事にするようになってきた。
いま、必要なことは、自分の心に素直になること。
百人いれば、百通りの解釈があるのがアート作品の良いところ。

自分の感覚を大切に、
自分の心に素直に、
自分の好きを信じて、
自分の意思で決断すれば、
毎日が少し、楽しくなるかもしれない。

アートをきっかけに、正解のない人生を楽しもう。

プロジェクト概要                                      
名称:有楽町 Wall Art Gallery
所在地:東京都千代田区有楽町 1-10-1 有楽町ビル 1F「有楽町『micro FOOD & IDEA MARKET』」外壁の一部
アクセス:有楽町駅より徒歩 1 分
プロジェクト開始日: 2020 年 6 月 5 日(金)

鑑賞方法:
1 店頭外壁に掲載されているQRコードを携帯のカメラアプリで読み込む
2 ブラウザでカメラへのアクセスを許可
3 作品説明が表示された後、QRに再度、カメラを合わせることで作品鑑賞が可能
第一弾アーティスト作品:”Voices” by kaito sakuma a.k.a BATIC
作品更新期間:約一ヶ月に一回の頻度で更新予定
展示企画詳細URL:https://yurakucho-micro.com/stage/wall-art-gallery/

参加アーティストは随時募集しております。
ご興味のある方は、yurakuchowallart@gmail.comまでお問い合わせください。

第一弾アーティスト作品(2020年6月5日~7月4日まで※予定)         
タイトル “ Voices ”
“Voices ”は栃木県湯の湖でフィールドレコーディングされた自然音のバイノーラル音源を可視化した作品群です。 フィールドレコーディング音の周波数帯別のマッピングにより生まれた紋様は、その瞬間にのみ存在する容姿をなします。 可視化された姿を聴覚とともに体験することで、日常の音に敏感になる、内省的な時間を誘発します。


アーティスト名:kaito sakuma a.k.a BATIC
領域: サウンド、映像
サウンドデザイナーとして、インスタレーション、広告分野、 ショー、空間演出などさまざまな分野で活動。「身体で聞く記憶」をコンセプトに掲げ、ベースとなる認知科学のアプローチに基づいた作曲や音環境のデザインを行っている。近年は特に、振動や骨伝導をモチーフに作品制作を行う。 直近のワークでは、Amazon Fashion Week Tokyo 2018でのLAUTASHIのインスタレーション、2019 Media Ambition Tokyo、Sharjah art festivalでの10mの音響楽器 play/pray、未来と芸術展(森美術館)でのkushino masaya、スプツニ子とのanother farmでのサウンドインスタレーションなどがある。
URL:https://kaitosakuma-batic.com

第二弾以降参加予定アーティスト


アーティスト名:OLI ISHII
領域: ペインティング
大学在学時よりライブペイントのパフォーマンスを開始、数々のクラブやパーティイベントにてパフォーマンスをスタート。その後、自身初となる個展を表参道で開催し、アートディレクターとしてアートイベントの企画、運営と現在、多岐にわたり活躍中。独学独自の世界観で描く世界は唯一無二で「三つ編み」「OLI CROWN」「OLI FONT」をシンボルとしている。
URL:https://www.instagram.com/oli_ishii/
 


アーティスト名:MES
領域: インスタレーション
 MESは、谷川果菜絵(KANAE)と新井健(TAKERU)を中心として、2015年、東京芸術大学在学中に結成された日本のアーティストチーム。
演劇や音楽、カウンターカルチャーに影響を受け、展覧会やパフォーマンス、ライブイベントを国内外で展開。近年は、クラブカルチャーと現代アートの接触を試みる制作や、レーザーを用いた彫刻インスタレーションの制作、ゲーム実況などを行っている。また、オリジナルの〈レーザー・アニメーション〉と〈ライブ・テーピング〉を駆使したフューチャリスティックでサイケデリックなコミッションワーク(イベント、ミュージックビデオ、ファッション等の演出)を広く展開している。
URL:http://mesmesmes.asia/
 


アーティスト名:藤井アンナ
領域: 映像
自身が日常的に撮り溜めてきた様々な記録を並べなおすことで生まれる感情の変動、映画的な時間や空間をテーマに制作。2017年に、マサチューセッツ州立美術大学映像学科を卒業した後、2020年に、イメージフォーラム映像研究所映像アート専科コースを卒業。在学中から制作を始め、2018年、『Seifish, the Principle -ご都合主義-』が、ベルリンにて行われた「WIPE amateur film festival」にてスペシャルメンション賞、2019年、『光屈性グラフィ phototropism-graphy』が、「イメージフォーラム42期映像研究所卒業制作展」にて、最優秀作品賞に選ばれた。
URL:https://vimeo.com/user21307964


(※1)有楽町「micro FOOD & IDEA MARKET」について
・    「micro FOOD & IDEA MARKET」は、“好奇心が交差する市場”というコンセプトのもと、丸の内仲通り沿いという誰もが訪れることができる開かれた場所で、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場。三菱地所株式会社がこれから始まる有楽町再構築の先導プロジェクトとして企画した。
・    ステージ機能、飲食提供を通じた“街の憩いの場”としての機能、物販・展示機能の 3 つの機能を持ち、これらをかけ合わせながら、まだ価値の定まりきらない(=micro な)モノ・コトを対外的に披露する実験的な取り組みを行う。
・    様々な人・アイディア・コト・モノをcultivate(交わり・耕し・育み・磨く)し、次の時代を担うスターが生まれる“仕組み”作りを行いながら、誰もが自由にプロジェクトを表現できる開かれた街づくりの拠点である。

この記事の詳細はこちら

最新の記事をメルマガ配信中(不定期)

Twitter

情報登録を受付中!

Return Top