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【2022年5月号】厳選ピックアップ!注目まち時事ネタ

エリマネこ編集部がオススメする最新のまち時事ネタをご紹介! 業界動向が知りたい、事業のヒントにしたい等々、ぜひご活用ください!


▶︎ 日比谷公園と街をつなぐ道路上空公園も、「TOKYO CROSS PARK構想」(新・公民連携最前線 2022年4月4日)
画像:PR Timesより
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都心の大規模再開発プロジェクトの構想が公表されました。立地や規模もさることながら、ユニークな点として注目したいのは、日比谷公園とまちをつなぐ「道路上空公園」による回遊ネットワーク形成を目指していることです。道路上空は通常利活用に制限がかかってくるのですが、どのようなスキームを適用し、管理運営していくのか気になるポイントです。 
公園を活かしながらウォーカブルな都心を目指す、意欲的なプロジェクトと言えるでしょう。


▶︎ 内幸町1丁目街区の戦略担当に海外事務所を起用、国際感覚豊かな「場づくり」に期待(日経クロステック 2022年4月22日)
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1本目のピックアップと同じプロジェクトについて、参加メンバーについても注目です。日比谷公園隣接という日本の近代都市計画で象徴的なロケーションにおいて、「マスターデザイン・プレイスメイキングストラテジー」担当として、英国設計事務所PLPアーキテクチャーが起用されています。プレイスメイキングを掲げてどのような展開がなされるのか、気になるところです。
近年盛んなグローバル指向の都市開発において、欧米の空間デザインや感性への期待も高まっているようです。たとえば大阪のうめきた2期における大規模な公園整備では、アメリカのランドスケープ事務所が起用されています。トレンドとして、建築だけでなくオープンスペースの設計にも一層力が入れられるようになってきたと見ることもできるでしょう。


▶︎ 天神地区の街づくり応援するSDGs私募債 西日本シティ銀行(ふくおか経済Web 2022年4月8日)
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「寄付/SDGs認証支援型の新たな私募債」を用いて、企業が発行する社債の発行額の一定割合にあたる額をエリアマネジメント団体であるWe Love 天神協議会に寄付する仕組みです。借入企業や銀行の社会貢献の形として、各地の地銀などで広がりを見せています。 
他にもソーシャル・インパクト・ボンドと呼ばれるものや、ふるさと納税の活用など、行政、金融機関、寄付者などさまざまな主体のWin-Winを図りながら、エリマネの財源多様化につながるスキームの発展が注目されます。


▶︎ 広島市中心部の顔となる市民公園「NEW HIROSHIMA GATEPARK」いよいよ着工~広島市初となるPark-PFI事業「旧広島市民球場跡地整備等事業」の工事着工~(NTT都市開発 2022年4月11日)
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広島城や繁華街に近いエリアでのPark-PFI事業で、広島のまちにとってインパクトの大きなプロジェクトとなりそうです。野球のスタジアムを活かした「ボールパーク」は広島も含めた各地で広まってきましたが、今回はサッカースタジアムが対象区画近くにできる予定で、公園全体としての相乗効果にも注目です。
この他にも広島ではまちづくりが活発化しており、本事業地近くでのエリアマネジメント活動による「カミハチキテル」や広島駅の再開発など、目が離せません。 
関連記事:日常使いの新しいオープンスペースへ!広島RIVER『みんなの』MARKETでの取り組みとは

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