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渋谷リバーストリートの活用アイデア募集に集まった300超のアイデアをベースにした社会実験開始

渋谷川沿い河川空間「渋谷リバーストリート」活用社会実験プロジェクトWORK PARK PACK進行中

一般社団法人渋谷未来デザイン(以下、渋谷未来デザイン)は公共空間の再構築を目指す取り組みとして、渋谷川沿い水辺空間「渋谷リバーストリート」活用の社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK(ワークパークパック)」を、ULTRA PUBLIC PROJECT(※1)と共に3月1日(金)より実施中です。3月31日(日)まで、この渋谷リバーストリートでの実験パートナー及び第一弾の活用アイデアを募集したところ、300を超える様々なアイデアが老若男女を問わず多くの世代から集まりました。渋谷未来デザインは、この多様なアイデアの中から比較的実現可能性の高いものを選出し、4月以降社会実験として実施していきます。
http://www.fds.or.jp

どうしてもグレーっぽい色に偏りがちな街の通りの中でビタミンカラーがぱっと目を引くWORK PARK PACKでは、すでに川辺でのピクニックやコンテナのデコレーションなどが行われました。今後様々なワークショップやイベントなどが予定されています。

Flying Tiger Copenhagen の部活「パーティー部」による空間装飾イベントFlying Tiger Copenhagen の部活「パーティー部」による空間装飾イベント

Flying Tiger Copenhagen の部活「パーティー部」による空間装飾イベントFlying Tiger Copenhagen の部活「パーティー部」による空間装飾イベント

けん玉イベントを実施したい、というアイデアを受けて4月13日(土)には、Shibuya Spring Seshというイベントが開催されます(※雨天中止)。ニュージーランドやアメリカからもプレイヤーが駆けつけるというこのイベントには、日本各地からけん玉プレイヤーたちが集結することでしょう。世界レベルの技をひと目見てみたい、けん玉をやってみたいという人も、どなたでも参加できますのでお気軽にお立ち寄りください。
https://www.instagram.com/p/Bv35p8SgpJL/

4月29日(月・祝日)には、都会では目にすることも少なくなった鯉のぼりを作り端午の節句を子供達と一緒に楽しむことを目的に、透明素材の板状のプチロイドを活用して鯉のぼりを作るワークショップを開催予定です。

5月11日(土)には、ファンライフスタイル雑貨ストア Flying Tiger Copenhagen の部活「あそ部」はじめてのオフ会が、ここ渋谷リバーストリートで開催され、100名様が無料招待されます。お申込み方法等詳しくは下記をご確認ください。
https://fun.jp.flyingtiger.com/event/66

また、5月18日(土)と6月1日(土)の2日間に渡って開催されるのは、ご自身のスマートフォンを使った「渋谷をみんなで撮ろう」フォトワークショップ by ナムフォトです。詳細は今後発表されます。

こういった例はまだほんの一部で、今後の渋谷リバーストリートの活用社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK」の最新情報については、渋谷未来デザインのウェブサイト( http://www.fds.or.jp ) 及びFacebook( https://www.facebook.com/FutureDesginShibuya/?ref=bookmarks ) 等で発表していきます。ぜひご注目ください。

背景
都市の価値を左右する公共空間は、管理上の禁止行為にしばられがちで、市民の活用が進まない課題が見られます。渋谷未来デザインは、利用者目線による空間の管理と活用の自律的な仕組み構築を目指す社会実験を渋谷川沿いからはじめます。この社会実験では、さまざまな主体と連携しながらアイデアを時限的に現場で展開し、定量的データによる裏付けを基に、まちの価値を向上させ文化を育む仕組みを探ります。

渋谷川について
渋谷川は、水面が見える貴重な都市河川として渋谷駅直近に存在し、その支流の河骨川は、唱歌「春の小川」の舞台とされています。2018年に官民連携の渋谷再開発の取り組みにより、この渋谷川に沿って人々のための新しい水辺空間「渋谷リバーストリート」が誕生しました。今後、地域の皆様、働く人、学ぶ人、訪れる人が共にこの渋谷川沿いの文化を形成していくことが期待されています。

WORK PARK PACKプロジェクトについて
「WORK(ワーク)」の意味を広義にとらえ、ビジネスパーソンだけではなく、ここ渋谷で生活、活動するすべての人とオープンにWORKの可能性を創造し議論するプロジェクトです。「パブリックスペース×WORK」を実際の公共空間にて、公共空間の可能性を引き出す道具であるPARK PACK(※2)を活用し、渋谷川沿いならでは活用のアイデアを検証する社会実験です。

<実施概要>
主催:                一般社団法人渋谷未来デザイン
共催:                ULTRA PUBLIC PROJECT※2
特別協力:        東京急行電鉄株式会社/渋谷ストリーム/Rhizomatiks Architecture/一般財団法人渋谷区観光協会/Flying Tiger Copenhagenを運営するZebra Japan株式会社
後援:                渋谷区
場所:                東京都渋谷区渋谷三丁目23番(渋谷川2-1区間)
期間:                2019年4月1日(月)~2019年6月30日(日) 延長の可能性を検討。

〈実験パートナー募集について〉
ご希望の方は、渋谷未来デザインまでお問い合わせください
お問い合わせ先:渋谷未来デザイン info@fds.or.jp

(※1)ULTRA PUBLIC PROJECTとは
Rhizomatiks Architecture、ティー・ワイ・オー、電通ライブの3社のメンバーで立ち上げたユニット。Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018より、新たに、日建設計、プロペラ・アンド・カンパニーが加わる。 “We are the city.”の旗印の下、ハード面の開発ではなく、人を中心にしたさまざまなソフトウエアの視点で街づくりを考え、提案していきます。

(※2)PARK PACKとは
移動式の公園「PARK PACK」は、デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018」(2018年10月19日~11月4日)を 主催する東京ミッドタウンより、「みらいの公園」を作ってほしいとのオファーを受け、イベントのコンテンツとして発案したものです。「PARK PACK」の中に備わったさまざまなツールによって、公園が、あたらしい未来の遊び場になったり、ライブステージに変わったり、ミュージアムになったりと、多様なアクティビティやプログラムに変わります。

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