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宮崎県都農町で閉校になった「都農高校」跡地活用の基本計画着手

都農高校最後の卒業生も加えて、多世代交流施設として企画・デザインを推進

まちづくりスタートアップの株式会社イツノマ(所在地:宮崎県都農町 代表取締役:中川敬文)は、2021年3月に閉校した都農高校跡地の有効活用について、都農町より基本計画策定業務を受託、都農高校最後の卒業生とともに、多世代交流施設として企画・デザインを推進していきます。

【背景と経緯】
 都農町の総人口は1万人を下回ろうとしており、高齢化率は2020年で39.3%、2040年には老年人口が生産年齢人口を上回ることが予測されています。
 若者流出も進んでおり、町内唯一の高校であった県立都農高校は2021年3月をもって閉校しました。都農町では、高校跡地の土地と校舎を宮崎県から取得、人口減少と少子高齢化対策として、多世代が交流できる拠点施設に再整備する方針です。

【グランドデザインと連動した町民参加の企画づくり】
 イツノマでは、昨年、都農町より受託・企画提案した都農高校跡地活用の基本構想をベースに、このたびの基本計画策定業務で、より具体的な事業企画・設計を進めていきます。

                   (2020年11月にイツノマから都農町に企画提案した基本構想図)

 昨年100周年を迎えた都農町は「次の100年」の町づくりの展望を明確にする「グランドデザイン」の策定を予定しています。イツノマでは、7月よりグランドデザイン作成業務を受託し、20回にわたる町民ワークショップ、小・中学生の総合学習の時間を活用したワークショップ、高齢者を対象に、44自治会を訪問して意見交換など、多世代の意見を幅広く集めています。4月から開設した公式ホームページ「都農ページ」でも、9月末まで町民アンケートを実施しています。都農高校跡地は、都農駅から徒歩圏にあり、町にとっても重要な拠点となるので、町全体の動線、景観を意識して、グランドデザインと連動した企画・デザインを推進していきます。

                   (2021年8月に実施した町民グランドデザイン・ワークショップ)

 都農高校に関する要望では、「多世代交流」「健康」「シアタールーム」「子育て施設」などの意見が多く寄せられています。

【都農高校最後の卒業生が企画メンバーに】
 イツノマでは昨年、都農高校最後の卒業生となる3年生の課題研究プログラムをお手伝いしたことがきっかけで、卒業生を新卒社員として採用し、都農高校跡地活用の企画メンバーに参画しています。4月の入社早々、新卒社員が中心となり、都農高校卒業生に自分たちが育った高校跡地の活用についてアイデアを募りました。アイデアの校訓であった「三つの庭」(誇りの庭・学びの庭・創りの庭)をコンセプトに具体的に、図書館や、子どもが外遊びに夢中になれるプレイパークや、クリエイティブスタジオなど、学びや創造活動を通して、町民にとって、ここが誇りの庭になるよう、これから計画を策定していきます。
 

                            (都農高校敷地内の校訓碑)

【都農高校概要】
所在地:宮崎県児湯郡都農町大字川北4661番地
敷地面積:47,443㎡
延床面積:9,324㎡(建物10棟)
閉校       :2021年3月31日
卒業生   :10,317名

【株式会社イツノマ】https://itsunoma.co.jp/
「人からはじまる、まちづくり」をミッションに掲げ、2020年1月、人口1万人の宮崎県都農町に設立されたまちづくりスタートアップ企業。 「場づくり」「デジタル推進」「キャリア教育」の3つの事業領域を重ね合わせながら、都農町をはじめ地方自治体のまちづくりを推進している。

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