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子どもを中心に地域をつなげ、まちづくりで創造性を伸ばす 子どもスタートアップラボ「ダビンチクラブ」開始

デザイン業・プロダクト制作の株式会社あんふぁに(千葉県柏市、代表取締役/船水誠 )は、まちといっしょにミライをつくる 子どもスタートアップラボ「ダビンチクラブ」を11月1日から放課後等デイサービスせいび学園(千葉県柏市)で開始しました。 ダビンチクラブは、子ども達が街のみんなと「ものづくり」をすることで価値を創る力を楽しく育てるプログラムです。 学童保育施設や放課後デイサービス、学習塾、小・中・高校などを対象に定期的に開催。同社から講師とスタッフを派遣し、運営母体教室のスタッフや協力企業、サポーターとなる地域の大人達と一緒にワークショップを行います。

実践型価値創造ワークショップ
小学校高学年以上対象のクラス「コペル・ニプレ」では、その地域の課題や住民が困っていることを子ども達が解決する方法を考えていきます。
〝お困りごと〟をネットやSNSで募集し、それに対しての解決策を企画・実行し、商品開発に取り組みます。その際には同社のスタッフ、講師と共に、地域の協力企業やサポーターとなる地域の大人もスキルを提供。子ども達が主体的に取り組めるような楽しいプログラムを、街ぐるみで協力しながら進めます。
ダビンチクラブでは、子ども達が社会貢献することや、これからからの時代を「生き抜いていく」だけではなく自ら「創っていく」ための価値創造力を身につけることを目標とし、地域で一体となって子どもを育て、まちづくりをしていきます。

ダビンチクラブの仕組み


「まち育」〜まちと学び、まちを育てることで、半径50mの世界から自分達で変えていく〜

ダビンチクラブでは、地域の人たちとの実践的なものづくり教育で創造力を育てる仕組みを「まち育」と呼んでいます。
まちと学び、まちを育てることで、半径50mの世界から自分たちで変えていく姿勢を子ども達に身に付けてもらいたいと願っています。
地域の企業などから提供していただいた素材や場所、スキルをもとに、子ども達は課題に取り組んでいきます。
子ども達や関係者の〝知〟と、その土地・素材・時代などが掛け合わされ、その場所、その時、その人達にしかできないものが出来上がる。それを地域の人たちで使っていく。こうした地産〝知〟消を目指しています。


ダビンチクラブの仕組み

全体ディレクション、アシスタントの提供・育成、管理サイト提供、外部との連携コーディネートは同社が行い、ダビンチクラブの活動内容は、ブログ記事やFacebook、インスタグラム、Youtubeなどで常にシェアします。また同社が展開するキッズスペース向けのプロジェクションー創造と光のヒミツ基地「ダビンチパーク」で、子ども達がつくったアイデアを遊びコンテンツとして使用します。
子ども達の発案により生まれた成果物は、地域のイベントに出品・出展、ネット販売します。
得た収益は一部を除き教室の運営母体に還元。
受講する子どもだけでなく、教室運営側にもメリットがある仕組みとなっています。また協力企業においては、事業の宣伝効果やサービスの連携などのメリットが見込まれます。
このように、子ども達を中心に地域が繋がり、さらには地域の〝困りごと〟が解決していく素晴らしい仕組みがダビンチクラブです。


ダビンチクラブを開始する3つの背景

同社では、学童保育施設「ダビンチボックス 」や小学生を対象とした起業家育成ワークショップ「あんとれサンデー」で様々な価値創造型ワークショップを行ってきました。
例えば「あんとれサンデー」では、子ども達一人ひとりが起業を目標にビジネスモデルを考え、ある男の子は野良猫の殺処分を防ごうと、保護してきた猫で「猫カフェ」をつくることを企画。近隣企業の関係者に向けてプレゼンテーションもしました。
同社は、いつも子どもの持っている力を信じ、その力を世の中の価値に結びつけたいと思っており、このような機会をたくさん提供したいと考えています。
そして、以下の3つの理由から、今回ダビンチクラブを開始することにいたしました。

①今後は楽しいことを仕事にする時代がやってくる
好きなことや楽しいことが仕事になり、それが成功した時の気持ちは素晴らしいものです。そして今後は、そのようなことを仕事にすることが可能な時代になると信じています。だから、子ども達にも今のうちから最高の気持ちで働く体験ができる場を提供し、未来につなげたいと考えています。

②自分の居場所を作り、自分らしく生きていくための「生きがい」を見つける
社会の中で人に必要とされたり、信頼や希望の対象になると「自分の居場所」ができ、それだけでお金が入ってくることもあります。好きなことや特技を何らかの形で人の役に立つ「価値」に変え、それをビジネスにできれば、会社に頼らなくても自分らしく楽しく生きていけます。ダビンチクラブは価値創造ワークショップを実践型で行うことで、子どもの「好き」と「得意」を「地域が必要としていること」「稼げること」に繋げることができる、非常にユニークなプログラムです。生きがいを持ち、自分の居場所があることで引きこもりやいじめ、差別などの問題も解決に向かうのではないかと考えています。

③子どもを起点にして、世界を変えていく仕組み
「子どもの計り知れない創造力を社会に活かすことができる仕組み」と「子どもが頑張っているのだから大人も負けていられないという環境」をつくることで、子どもを起点として、世の中を少しずつ良い方向へ変えていくことが可能であると考えています。

「好き」や「得意」を「生きがい」に繋げるガイド役に


すでに完成した商品事例
・LINEスタンプ
・語彙力をアップするカードゲーム
・ダンボールで作ったゲームセンター
・宿題を楽しくするスケジュール帳
・忘れ物をなくす持ち物ボード
・ベッドから落ちないガード など

語彙力を鍛えるカードゲーム
手作りゲームセンター
子どもの親のために作ったLINEスタンプ


クラスについて
1) 4歳くらいから小学校高学年までー遊び&学びで創造力ワークショップ「ニコラコラ」(価値創造型プログラムの準備コース、楽しいカード教材で遊びながら学ぶクラス)ーこのプログラムのみの導入も可能
2) 小学校3年生くらいまでー遊び創造プログラム「フェルマージュ」(同年代の子どもと楽しめるものをつくる)
3) 高学年対象ー価値創造プログラム「コペル・ニプレ」(地域の課題を解決)
4) 大人対象ー起業体験プログラム「ジュジュール 」(商品開発などで起業体験を行う)

担当はヒット商品を生み出した商品開発のプロとして、主に同社に代表の船水が行います。発売した商品がNHK総合テレビ「おはよう日本」等で特集。アプリはiOSのApp Storeで「今日のAPP」として4回選出(特集は数十回)され、グッドデザイン賞を含む国内外デザイン賞を複数受賞しています。

ダビンチクラブ導入決定校ーせいび学園(千葉県柏市、11/1から障がい児クラス開始)、ダビンチボックス(埼玉県さいたま市)、Co-Learning(熊本県熊本市、肥後未来スクール)

ダビンチクラブポータルサイト
https://davinci-club.enfani.com/

ダビンチクラブコミュニティグループ
https://www.facebook.com/groups/davinciclubjp/

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