エリマネこ編集部がオススメする最新のまち時事ネタをご紹介! 業界動向が知りたい、事業のヒントにしたい等々、ぜひご活用ください!
▶︎ まるで北九州版Woven City!スーパーシティ構想、自動運転や配送ロボ実証へ (自動運転ラボ 2021年05月08日) |
▶︎ 渋谷区公認「バーチャル渋谷」拡張につき、新しく原宿エリアが5月25日にオープン!原宿オリジネーターと連携したイベント「バーチャル原宿 au 5G POP DAY OUT 2021」開催決定! (PR TIMES 2021年05月10日) |
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まちづくりの分野においてIoTやVR、ひいてはMaasなどIT企業や交通事業者とデジタル面での連携をする動きは以前より見られていましたが、今回取り上げた記事を読み解いていくと通信事業者の存在も見逃せません。KDDIやSoftBankの名前が見られますし、トヨタが発表した「Woven City」ではNTTが関わっています。同じ「まちづくり」でも、どの分野のどの企業が関わるかによって色合いが変わっていくことから、通信事業者の今後の動きも注目に値するでしょう。
▶︎ -中野サンプラザを再整備する大規模複合開発-『中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業』に関する基本協定書を中野区と締結 (PR TIMES 2021年05月12日) |
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野村不動産を代表とするグループが、中野サンプラザや区役所地域の再整備について中野区と協定書を締結したようです。今回の再整備を新たな文化芸術の発信拠点として位置付けていることに加えて、事業者で立ち上げるエリアマネジメント協議会が地域に向けて活動を推進していくこともポイントと言えます。2028年度の竣工予定とのことで、アフターコロナを見据えたエリアマネジメントの事例としても、今後の動きを追っていきたいところです。
▶︎ 渋谷区とLuupが新しい短距離移動インフラの実現に向けた連携協定を締結 (PR TIMES 2021年05月24日号) |
▶︎ グリーンスローモビリティ導入の「手引き」を公表、国交省 (新・公民連携最前線 2021年05月28日号) |
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MaaSないしはモビリティ界隈とまちづくりの連携が一層加速しているようです。そういった意味でも、この動きに関する法整備や行政のスタンスなども併せて把握しておきたいところです。取り上げた記事の通り、国土交通省からはグリーンスローモビリティに関する手引きも公表されていますし、電動キックボードの件で言えば、経済産業省にて特例措置の整備が進められています。今後は個別の事例だけではなく、その背後でカバーされている法整備や仕組み化についても着目していくことが求められるでしょう。