〜25メートルのダイナミックな観音様の魅力を気軽に知れるデジタルスタンプラリー〜
株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 CEO:柳澤⼤輔)が提供するコミュニティ通貨(電⼦地域通貨)サービス「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択され、鎌倉では「クルッポ」の通貨名で親しまれています。2022年末にはユーザー数1万人、加盟店数が300スポットを超えました。2月18日(土)から新たに、大船観音寺が加盟スポットとなり、「大船観音寺スタンプラリー」を開始します。
大船のシンボルとも呼ばれている大船観音寺は、大船地区にあることから、鎌倉地区に比べて認知度が低いという課題がありました。本スタンプラリーをきっかけに、気軽に足を運ぶ人を増やし、お寺が「開かれた場所」としてコミュニティ活性の場になることを期待しています。鎌倉の地元企業である当社も、本サービスを通して鎌倉市内でのつながりを促すことで、地域活性化を目指してまいります。
- スマホで簡単に参加でき、お寺のことを気軽に知れるスタンプラリー
本デジタルスタンプラリーは、大船観音寺内の10か所のラリースポットを巡りながら歴史やおすすめスポットの楽しみ方などを知ることができます。スマートフォンの「まちのコイン」アプリ上で、各スポットに設置されているQRコードを読み取ると、スタンプが付与される仕組みです。また、QRコードを読み取った後に、各スポットの見どころ情報が表示され、お寺について手軽に知ることができます。
スタンプラリーをクリアで1,000クルッポとポストカードのプレゼントがもらえます。獲得したクルッポは鎌倉市内の別のスポットでの体験に利用が可能です。例えば、「江ノ電が目の前に見える特等席で食事ができる(500クルッポ)」や「大船産のはちみつをプレゼント(1000クルッポ)」、「現役教員とおしゃべり(1000クルッポ)」など、地域の魅力的なモノや人に出会える特別な体験ができます。さらに、「フードロス削減!17時以降はケーキ1000円以上購入で300円引き(300クルッポ)」など、SDGsに貢献しながらちょっとお得な体験もできます。
URL:https://coin.machino.co/regions/kamakura/rallies/054597813390
- 「観音様を遠くから眺めるだけでなく、実際に足を運んで」スタンプラリーに込めたご住職の思い
全長25メートルの大きな観音様が鎮座する大船観音寺は、昭和の時代より大船のまちの方に親しまれ、大船のパワースポットとしても知られています。高台から優しいお顔でまちを見守る観音様の姿は、大船の市街地を走る電車の車窓や駅のホームからも見ることができます。観音像を遠くから眺めるだけでなく、実際に足を運んで荘厳な観音様の姿を間近で見てもらいたい、お寺をまちに開かれた場所にしていきたい、というご住職さんたちの思いから、お寺では夏祭りや平和を祈るためのキャンドルナイトなど様々なイベントを通して地域の方とのつながりを大切にしてきました。今回、大船観音寺が「まちのコイン」に参加することで、お寺の敷居が高いイメージを払拭し、地域の人や観光客に気軽に足を運んでいい場所だと、より広く知ってもらうきっかけになればと期待しています。また、ご住職さんたちは鎌倉市内の300以上ある「まちのコイン」スポットと連携し、コミュニティ活性につながる活動を積極的に行っていきたいという思いもあります。
【大船観音寺からのコメント】 大船観音寺は住所は鎌倉市ですが、大船地区に位置することからお隣の鎌倉地区にあるお寺に比べ知っていただく機会が少ないと感じておりました。少しでもお寺の固いイメージを払拭して、観音様やお坊さんを身近に感じてもらいたいと思い、近年ではSNS等でもお寺の日常を発信しています。今回「まちのコイン」に参加し、スタンプラリーを通して実際に足を運ぶ人が増えることで、より多くの方々に「お寺ってこんなに開かれた場所なんだ」ということを知ってもらえるのでは、と期待しています。さらに将来的には、大船を飛び出して、「まちのコイン」のスポット同士、特に鎌倉市内のお寺同士で宗派を超えてつながり、共に何か催しを行うなどをすることで鎌倉のまちの方へ還元していけたらと思っています。 |
▲親しみを持ってもらえればと、Twitterにてユニークな発信を行っている
- 大船内を回遊しながらまちとのつながりつくりを促進する「大船チェックインスタンプラリー」も2月23日(木)より開始
大船観音寺のスポット加盟を記念して、大船地区内の「まちのコイン」加盟スポットを巡る「大船チェックインスタンプラリー」を同時に開始します。地域内の様々な業種の各スポットと連携し、大船内で人々が回遊することを促すことで、大船のまちを盛り上げていくことを狙いとしています。スタンプラリーを全てクリアすると1027(イーオーフナ)クルッポが獲得できます。なお、スタンプラリーの参加スポットは随時更新される予定なので、何度でも参加しながら大船のまちについてより詳しくなれることができます。
【参加スポット】 ①大船観音寺(寺社) ②ドコモショップ大船店(ショップ) ③暮らしの発酵STORE KAMAKURA(ショップ) ④はじまる学び場。(コミュニティスペース) ⑤地域の居場所 さっちゃんち(コミュニティスペース) ⑥鎌倉市 :岡本町内会(自治会) ⑦ひがし幼稚園(教育施設) ⑧JR東日本 大船駅(交通機関) ⑨NEKTON OFUNA(コワーキングスペース) ⑩みちテラス(福祉施設) |
【大船観音寺について】
高さ約25メートルの大きな「白衣観音像」を有する曹洞宗の寺院。縁結びの木や子育て・厄除け地蔵もあり、大船のパワースポットとして知られています。戦没者や原爆被害に遭われた方への慰霊碑もあり、平和への祈りや尊さを広める場所でもあります。また、桜の名所としても知られ、満開の時季には、ソメイヨシノをはじめとする数種類の桜が境内をピンク色に染めます。白亜の観音様と桜のコントラストが美しく、春ならではの風景を楽しめます。
・拝観時間 9:00~16:00 (無休)
・拝観料 300円(高校生以上)、*小・中学生は100円、幼児は無料
・アクセス JR大船駅西口より徒歩5分~10分
- 「大船観音寺デジタルスタンプラリー」体験イメージ
①「まちのコイン」アプリをダウンロード、境内巡りスタート
②境内の各スポットにあるQRコードを読み取りながらスタンプをゲット
【デジタルスタンプラリースポット例】
・白衣観音像
約30年もの月日をかけてつくられた約25mもの高さがある観音様の胸像。大船のまちを優しく見守ります。
催しごとにカラフルにライトアップされることもあります。
・胎内
観音様の中にも入れます。千体仏供養や戦争・原爆のない平和な世界へ祈りが込められた胎内です。
「観音様への伝言帳」もあるので、想いや願いを自由につづることができます。
③スタンプラリークリアで1,000クルッポをゲット
④貯まったクルッポを使ってさらに鎌倉で地域に根差したディープな体験を楽しむ
参考資料
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コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」の利用方法と特長
「まちのコイン」はひと・まち・地球にうれしい体験で地域をつなげるコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービスです。本通貨を活用することで、 地域内外の人のつながりをつくり、 良好な地域コミュニティ形成が期待できます。「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、福岡県八女市などこれまでに23の地域(*3)で活用されています。
鎌倉に本社を置く当社は、地域固有の魅力を資本と捉えた「鎌倉資本主義」という考えを発信しています。「まちのコイン」は、「地域社会資本」である地域のコミュニティとの繋がりを促進する、仲間づくりのためのコミュニティ通貨です。人と人とが繋がることで、その地域をもっと好きになり、地域の社会課題の解決や地域経済の活性に貢献することを目指します。
*3 2023年2月現在、神奈川県小田原市・鎌倉市・厚木市・日吉エリア、たまプラーザ地区、東京都下北沢エリア・秋葉原エリア・池袋エリア・渋谷区、長野県上田市、大阪府八尾市、香川県多度津町、高知県高知市、岡山県新庄村、鳥取県智頭町、福岡県八女市・田川市、沖縄県石垣市、新潟県燕三条エリア、滋賀県、京都府丹後エリアの21地域で導入中。東京都大塚エリア、長野県佐久市は終了
【仕組み】
「まちのコイン」アプリをダウンロードし、QRコードを介して、ユーザーがポイントを獲得、利用できます。ユーザーは地域活動などに参加するとポイントを獲得し、獲得したポイントは加盟店等で利用することができます。
*円に換金することはできません。田川市では90日で利用できなくなります。
【特長】
1.まちの個性や課題に合わせた体験設計
少子高齢化や自然環境の保護、移住関係人口の促進やまちの賑わい創出など。そのまちの個性や課題に合わせて、コインを獲得したり利用したりする体験チケットを考え、設定することができます。例えば、海の環境を守りたいまちでは「ビーチクリーンに参加する体験」を提供するなどです。
2.地域内外の人をつなげ、関係人口創出に寄与
地域以外の人でも利用可能です。地域内外の人が一緒に地域活動に参加したり、地域外の人が地元のお店を利用したりすることで、関係人口の創出にも繋がります。
3.ゲーム感覚でSDGsの自分ごと化を促進
参加頻度でボーナスポイントが付与されたり、ポイントが増えるとレベルアップしたりと、ゲームのように楽しみながら、自然と地域活動に参加する機会を創出します。後からまちのコインの「活動履歴」をみることで、自分の行動がどのSDGsのゴールにつながっているか振り返ることもでき、SDGsの自分ごともつながります。
4.経済活動の活性化
「まちのコイン」は地域のお店など「スポット」にユーザーが訪問してつかうサービスです。「お金で買えないうれしい体験」を通して、店主とユーザーとの距離が縮まり、常連やファンにつながるという効果の他、来店機会が増えることで法定通貨の消費行動自体も促し、結果として経済効果が期待できます。
5.持続可能な仕組み
IT時代・スマホ時代の電子通貨なので、以前からある紙の地域通貨よりも比較的低コストでの運営が可能です。また、法定通貨への換金性がないため、原資も不要です。コインには有効期限が定められており、一定期間使わないでいると回収され、再度まちの中に再配布され循環する仕組みも、持続可能な運営につながる大きな特長のひとつです。
株式会社カヤック概要
固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
URL :https://www.kayac.com/
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