新型コロナウイルス感染症の拡大により、ついに緊急事態宣言が発出され、イベントの中止・延期やレジャー施設の営業時間の変更、休業が全国各地で起こっています。
エリアマネジメント組織においても、イベントを中止するばかりでなく、まちづくりを機能させるために、情報集約、様々な事態に合わせた活動・発信をしていかなければなりません。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、各企業ではリモートワークへの移行や外出自粛に伴う自宅でのアクティビティを楽しんでもらうために無料でサービスを開放するなど、CSV視点やボランティア精神が感じられる、各社の強みを生かした取り組みを行っています。
そこでエリマネこでは、まちづくりに関わるエリアマネジメント団体や行政、民間団体が行っている工夫の事例や有意義な取り組みをまとめました。対応に悩まれている方々の参考になればと思います。ぜひご覧ください!(現在その他、まちづくりの取り組みや事例を募集中です!▶ https://forms.gle/z8w9Eq94ZKHknaCM9)
新型コロナウイルス感染症対策実施チェックシートをご活用ください(飛騨市新型コロナウイルス対策本部)
https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/corona/19178.html
イベントの中止・延期の判断を行う際、どのような判断軸をもって行えればいいのか、判断基準が定まりきっていない中で、飛騨市では、新型コロナウイルス対策本部を立ち上げ、イベントや集会などの一定人数が集まる催し物についてのチェックシートを公開しています。
山形市内で飲食店を経営されている皆様へ 新型コロナウィルス感染症の影響による資金繰り相談窓口のご案内(山形エリアマネジメント協議会)
https://00m.in/9nEfJ
外出自粛により、サービス業界を始めとし、観光や外食産業など様々な業界でのダメージは大きく、国内外でも破産や赤字などのニュースをよく見かけます。こうしたエリアマネジメント団体が資金に関する窓口を案内するのは情報発信として機能していますね。
<緊急企画>出店者とつながる、買える!マルシェポータルサイト「マルシェ直送便」開設のお知らせ(株式会社AgriInnovationDesign)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000038295.html
株式会社AgriInnovationDesignは長きに渡り農業者やつくり手と都市生活者をつなぐマルシェ(ヒルズマルシェ、ワテラスマルシェなど)の運営を手掛けている会社です。相次いでマルシェが中止となってしまったことを受けて、つながるポータルサイト「マルシェ直送便」を、2020年3月19日より開設されました。
宮崎県新富町のカフェ、クラウドファンディングを通じて地産地消を促進。食品ロス削減にも貢献へ(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団))
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000028395.html
感染症の影響で予約キャンセルや集客減に苦しむ飲食店同士が連携し、クラウドファンディングを通じて「お食事券」を先行購入してもらい、地域経済を循環させることを目的とするものです。地元住民が地元を支えるだけでなく、日本国内からのファンと一緒にまちづくりをするクラウドファンディングの特性を生かした事例です。まちづくり団体がイニシアチブをとっているところに注目です。
マスク不足 県内各地で支援の輪 邑楽館林、みなかみ、高崎
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/203692
◎まちづくり会社「邑楽館林まちづくり」が48万枚配布…邑楽館林地域
◎月夜野ファームが1万枚寄付…みなかみ町
◎親広産業が5000枚寄付…高崎市
今回の件で特に問題になったのはマスク不足ですが、なかなか手に入らない焦りもある中でまちづくり会社や市が積極的に発信することで、不安やストレスが軽減されます。こうしたマスクの配布は直接的な命を救う手助けにもなります。
北品川で店頭に「黄色いてるてる坊主」 子どもが気軽に立ち寄れるサイン(北品川周辺の6店舗)
https://shinagawa.keizai.biz/headline/3499/
都内の小中学校、高校が休校になったことをきっかけに行った取り組みで、黄色いてるてる坊主を店頭につり下げることで、「子どもが気軽に立ち寄っていい場所」というメッセージを伝えるのが狙いだそうです。各店舗が同じデザインの目印をつけることで、エリアとしての一体感だけでなく、賛同者がわかるとてもいい取り組みですね。
みなさんの知っている事例を教えてください!
新型コロナウイルス感染防止に関するまちづくりの取り組みや事例があれば、下記より教えてください!エリマネこではみなさんと一緒に事例を発信していきたいと思っていますので、ぜひ「こんな取り組み知っているよ」「こんなニュースはどう?」など、みなさんのご応募お待ちしております。
頂いた情報はエリマネこ( https://erimane.com/ )で掲載させていただく場合がございます。