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横浜市民が自分たちで作り上げた、地域の居場所・情報拠点「町カフェ城郷ノスタルジア」が完成!

横浜市独自のまちづくり支援制度「ヨコハマ市民まち普請事業」を活用

「ヨコハマ市民まち普請事業」では、施設整備を伴う身近なまちづくり提案を2回の公開コンテストで選考し、最大500万円を助成しています。このたび、このまち普請事業を活用して、横浜市港北区鳥山町に地域の居場所・情報拠点が整備されました。

 高齢者の交流の場を運営する団体(居場所づくり濱なかま)や、鳥山町周辺の住民をメンバーとする「町を故郷に・鳥山ノスタルジアプロジェクト」は、人や地域の情報が集まる場所として、「町カフェ城郷ノスタルジア」を整備し、令和6年1月にオープンしました。 

「町カフェ城郷ノスタルジア」外観
「町カフェ城郷ノスタルジア」外観

 「町カフェ城郷ノスタルジア」には、地域のイベント情報などを掲示する「地域インフォメーションセンター」や、こだわりのコーヒーが楽しめる「カフェ」、サロンやイベント等が開催される畳敷きの「交流スペース」、プライバシーを保ちながら相談できる「相談室」を完備。
 この場所が地域連携のハブ(中心)となり、地域の居場所同士の連携が生まれ、広がり、地域に新たな居場所が生まれるきっかけとなることを目指しています。

【地域の知恵や力を借りて完成!】
 過去にまち普請事業での提案・整備に携わった建築士に設計を依頼。整備前の建物部材を再活用したり、地域の子どもたちなども、壁の左官作業のDIYに参加するなど、地域の力を借りて、完成しました。

子どもたちも壁の左官作業のDIYに参加
子どもたちも壁の左官作業のDIYに参加
カフェのテーブルも、整備前の階段板を活用してDIYで作成
カフェのテーブルも、整備前の階段板を活用してDIYで作成

【町を故郷に感じてもらうための工夫も】
町に愛着を持ち、町に関わるきっかけとなるよう、イベントのチラシ等を掲示できる手作りのインフォメーションスペースを備えるとともに、町の歴史を知ってもらうきっかけとなるよう、壁面には地域の絵地図が描かれています。

地域の絵地図「城郷ノスタルジアMAP」
地域の絵地図「城郷ノスタルジアMAP」

   
【町カフェ城郷ノスタルジアの機能】
①地域インフォメーションセンター
 建物入口には地域のイベント情報などを掲示。地域情報が集まる場所を目指します。

②カフェ
 建物1階のカフェでは、コーヒーの淹れ方を習ったボランティアメンバーがコーヒーを提供します。豆にもこだわり、近隣の焙煎店と協力して、オリジナルブレンドを作っています。

③交流スペース
 建物2階には、畳敷きの交流スペースを備えています。このスペースを利用して、サロンやイベントを開催するほか、レンタルルームとしても活用できます。

 ④相談室
 個別の相談にも対応できるよう、プライバシーを保てる相談室を2階に整備。社会福祉士等のメンバーがお話を聞くことができます。
   
【町カフェ城郷ノスタルジア】

住所:神奈川県横浜市港北区鳥山町1013
アクセス:JR横浜線小机駅南口より徒歩5分
カフェの営業時間:金・土・日 13時~17時  (今後、営業日が増える可能性あり)
サロンやイベント等も開催予定。詳細はInstagram(@yokohama_hamanakama)を参照  

【ヨコハマ市民まち普請事業】
 市民の皆さんが主体となって行う、まちの魅力アップや地域の課題解決のための施設整備を伴うまちづくりに対し、支援や助成を行う横浜市独自の事業です。
 市民の皆さんの自由なアイディアで、今までに60を超える多くの施設が整備されてきました。
 2段階の公開コンテストを経て選考された提案に、最大500万円の整備助成金を交付し、地域のまちづくりを支援しています。
ヨコハマ市民まち普請事業についての詳細は、下記HPをご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/machibushin/machibusin.html

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