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【2021年5月号】厳選ピックアップ!注目まち時事ネタ

エリマネこ編集部がオススメする最新のまち時事ネタをご紹介! 業界動向が知りたい、事業のヒントにしたい等々、ぜひご活用ください!


▶︎ unerry、国土交通省が進める3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」に参画 (PR TIMES 2021年03月30日)
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「国土交通省が主導する、日本全国の3Dモデルの整備・活用・オープンデータ化」プロジェクトPLATEAU(プラトー)ver.1.0が公開され、都市とデータに関する界隈では盛り上がりが見られています。既に複数のユースケースが公開されている中、エリアマネジメントの文脈では今回取り上げた記事のように、大丸有地区での人流データの可視化に適用されている例も見られます。エリマネや新しい都市開発でもDXが模索されている中、PLATEAUはひとつの基盤としてこれから様々な使われ方が出てきそうです。


▶︎ 三菱地所が始めたワークプレースのマッチングサービス「NINJA SPACE」とは? (日経BP 2021年04月02日)
▶︎ MaaSで移動需要の変容は可能か? 新発想ライドシェアや次世代モビリティの事例から、事業者の取り組みを聞いた (トラベルボイス 2021年04月05日)
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眠っているリソースとニーズをマッチングさせるというビジネスモデルが、”まち” に関する領域でこれからも発展していきそうです。三菱地所が始めたワークプレースのマッチングサービス「NINJA SPACE」や、オムロンが実験している住民同士の送迎と公共交通機関を組み合わせた移動を促すMaaSアプリ「meemo(ミーモ)」など、マッチングさせる目の付け所やシステムのデザイン、エクスペリエンスの工夫などによって、新しいビジネス機会や価値が創出されています。


▶︎ まちづくりに「緑」導入 地域との摩擦少なく 長期的な資産価値維持も (住宅新報 2021年04月20日号)
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一見すると直接的な因果関係が見えにくい「まちづくり」と「緑」ではありますが、昨年発足した日本橋浜町エリアマネジメントは「HAMACHO MIDORI PROJECT」を始動させたり、他にもJR東日本は「TOKYO URBAN FARMING」に参画するなど、効果を見込んで取り組む企業や団体が散見されます。空き家問題や再開発など、都市における遊休地をいかに活用するかが問われている昨今では、「緑」という可能性を検討してみる価値はあるかもしれません。


▶︎ 自治体初 デジタルプラットフォーム「giv」を活用した実証プロジェクトを実施します (PR TIMES 2021年04月14日)
▶︎ 横浜市日吉地区でコミュニティ通貨「まちのコイン」を活用した神奈川県「SDGsつながりポイント事業」5月14日開始 (PR TIMES 2021年05月10日)
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地域SNSや地域通貨も含め、ITを利用したまちづくりはここ数年活発になっているように思います。また、政府や地方自治体の行政サービスをIT/デジタルの仕組みで置き換えて、より広く市民に提供/参画を促していく、いわゆる「GovTech」と呼ばれる分野も日本で広がり始めています。市民参画の面で言えば、バルセロナでの活用が有名な「Decidim」が横浜で実証実験されたことなどが挙げられます。今後デジタル化がより浸透していくことを踏まえると、押さえておきたいポイントの一つになるのではないでしょうか。

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