横浜市と㈱NTTドコモと㈱未来シェアは、IoT等による新ビジネス創出を促進する「I・TOP横浜」の取り組みとして、街の回遊性を向上させ、周辺施設への送客効果による経済の活性化、賑わいの創出に寄与することを目指し、「まちの回遊性向上プロジェクト」を立ち上げます。
本プロジェクトの一環で、平成30年10月5日(金)より、みなとみらい21・関内地区において、オンデマンド乗合交通システム「AI運行バス」の実証実験を行います。
この実証実験では、観光客(来街者)に対する”もう一つの移動手段の選択肢”として、既存交通が対応しづらい潜在的なニーズを掘り起こし、街の回遊性向上を目指します。
なお、今回の実証はAI運行バスの実証実験としては、最大規模のものになります。
1.I・TOP横浜「まちの回遊性向上プロジェクト」について
今回の実証では、㈱NTTドコモと㈱未来シェアが開発したシステムを活用し、クーポンの提供などで市内商業者様に参加いただきました。AI・IoTを活用した利便性の高い新たな交通の仕組みづくりに取り組み、まちの回遊性向上を通じた経済の活性化、賑わいの創出に寄与します。
※本取り組みは、横浜市とNTTで2018年7月31日に締結した「官民データ活用による超スマート社会の実現に関 する包括連携協定」の取り組みの一つとして実施します。
2.実証実験について
(1)概要
実施期間 | 平成30年10月5日(金)から12月10日(月)まで ※ただし、10月28日(日)は横浜マラソン開催のため、運行を休止します。 |
実施エリア | みなとみらい21および関内エリア |
乗車料金 | 無料 |
運行時間 | 10:00~21:00 |
車両台数 | 10台(4~6人乗客定員のタクシー車両) |
ターゲット | 観光客を中心とする来街者 |
(2)乗降ポイント一覧(31ヶ所)
3.AI運行バスについて
「スマートフォンのアプリ※1」もしくは商業・観光施設、宿泊施設、鉄道駅などに設置された「まちかど端末※2」にて観光施設、グルメスポットやイベント情報の検索ができ、そこまで行きたいときにダイレクトに移動できるオンデマンド乗合交通システムです。
アプリやまちかど端末でバスを呼ぶことができるので、ルートやダイヤを自身で探す必要がありません。
また、オンデマンドかつ最適ルート運行のため、自分のペースで観光スポット間を移動できます。
さらに、リアルタイムな観光情報やクーポンを獲得できるため、まちを楽しめます。
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