多様な住民が参画するまちづくりの未来を、子どもたちが考えました。
台東区では、区内の小中学生が「多文化共生」をテーマにしたドキュメンタリー映画制作が行われました。90か国以上の国や地域の出身者が居住する台東区の現状を、映画を制作することで子どもたちが取材をし考えました。映画制作は、プロの映像作家の指導のもとで行われ、作品を通じ、子どもも大人も一緒になって、多様な背景を持った住民が居住する台東区のまちづくりについて考えることを目的に上映会を実施します。
台東区には約1万5千人(2019年4月1日時点)の外国人が暮らしており、総人口に占める割合は7.7%で23区では5番目に高く、在住外国人の出身国は90か国以上となっています。
外国人や外国ルーツの子供たちなど、増加する多様な住民との地域づくりは、各地が抱える大きな課題となる中で、台東区ではそうした課題へのアプローチのきっかけとして、小・中学生が多文化共生をテーマにした映画づくりを行うプロジェクトを実施しました。
このプロジェクトでは、在住外国人やそうした外国人を受け入れて地域活動を行っている地域の方々に子供たちが直接出会い、様々な気付きを得て、映像作家の指導のもとで映画を完成させました。今回の上映会では、1作品10分程度の作品3本の上映と併せて、プロジェクトに取組む子供たちを撮影したメイキング作品も上映します。
作品上映を通じて国籍や文化を越えて地域づくりを実践していくためのヒントを考える場の創出を目指しています。
日時:2020年1月31日(金)18時30分~20時30分
会場:台東区役所10階1001会議室(台東区東上野4-5-6)
主催:台東区/一般社団法人リテラシー・ラボ
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