磐田市は、市内高校に募集をして集まった高校生を対象に、毎年「いわた高校生まちづくり研究所」を開催しています。今回は「磐田をプロデュース~若者がわくわくするまちへ~」をテーマに、高校生ならではのユニークな提案を発表してもらいました。
磐田市は、①「将来のまちづくりを担う人材育成」、②「高校生の独創的でユニークな発想を市政に活かし、学生によるまちづくりの実現を図り、市民参画の意識醸成を図る」、③「磐田市の魅力を再認識し、ふるさと磐田への郷土愛を深める」の3つを目的に、毎年『いわた高校生まちづくり研究所』を開催しています。
7月13日(木)に開講し研究活動を開始した高校生は、グループごとに協議を重ねて、実際に自分たちで市民アンケートや、企業訪問・ヒアリング、キッチンカーなどの実証実験を実施するなど、発表に向けて提案を磨き上げてきました。
11月25日(土)に開催された企画提案発表会では、動画なども活用しながら、創意工夫を凝らしたプレゼンテーションで、約5ケ月間の研究の成果を堂々と発表しました。
研究成果を発表する高校生
見事、最優秀賞に輝いたのは、「食材ハンターへの道(磐田農業高校)」です。
このグループは、「食と農の魅力旅」をテーマにし、市内の農業を体験したり飲食店を巡る「ガストロノミーツーリズム」を通して、市内の農業の活性化や持続可能な地域社会を目指す提案を発表しました。
その他にも、海洋プラごみを使ったものづくりワークショップの開催、養殖したミジンコで開発したふりかけの観光資源化を目指す取組、公衆トイレの衛生的な管理、市内交流センターの利用時間見直しなど高校生目線の提案が発表されました。
高校生からの提案を受け、市では市民や民間企業との協働・連携も視野に、事業化を検討していきます。
どの提案も若者目線ならではのユニークなものでした
提案内容の一覧は市ホームページをご覧ください。
【過去の提案から実施した主な取り組み】
・しっぺいのイラストが入った指定ゴミ袋
・磐田駅北口広場のイルミネーション
・しっぺいをラッピングした路線バス
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