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イベントだけじゃない!サステナブルなエリアマネジメント事例3選

エリアマネジメントにおけるサステナブルって?

そもそも「サステナブル(Sustainable)」とは「持続可能な」という意味の概念で、地球環境(環境保全)や社会、経済(長期的な成長)のバランスを保ち、将来にわたって健全に継続できる状態を目指す考え方です。

エリアマネジメントにおける「サステナブル(持続可能)」とは、環境、社会、経済の3つの観点から将来にわたって街の価値、魅力、そして地域コミュニティを維持・向上させていく取り組みのことです。一時的なイベント開催による集客だけでなく、住民、事業主、地権者、行政が連携し、長期的な視点で「まち」の健康状態(安全・安心・持続性)を育てていきます。

事例紹介

エリアマネジメント活動と言えば、「イベント」と考えられがちですが、実はイベント以外にも様々な活動が取り組まれています。その中でも、エリマネこのが取り上げてきたサステナブルな取り組み事例の中から、特にイベント以外の取り組みやイベントで、 “そのまちならでは”の取り組みに焦点をあて、事例を3つピックアップしました。

アップサイクルブランド「Ligaretta」|大丸有エリアマネジメント協議会

PRTIMESより引用

エリアマネジメント広告で使用したバナーフラッグの廃材やイベントなどで使用した素材等、まちでの役割を終えたものを再生し新たにまちへと循環させる取り組みから生まれた製品を数多く取り揃えている、エリアマネジメント団体初のアップサイクルブランドです。知的財産権の壁をクリアするために、バナーフラッグに「シークレット地紋」を施すことで元のデザインをカムフラージュするなどの工夫を凝らし、 廃棄されゆくものを「まちの物語が沁み込んだ素材」として考え、廃棄量の削減だけではなく、まちの物語をつなぐこともコンセプトにしています。まちの中に存在する未活用な素材を採取し、新たにまちに循環させる。まちの物語が沁み込んだファッションを纏う。そんなライフスタイルを提案しています。


“使い捨てゴミ0”を目指したプロジェクト『ナカメサーキュラーチャレンジ』|ナカメエリアマネジメント協議会

桜の時期に来場者が年々増加する中目黒。これまでに、ゴミにならないコップを使用した取り組みが行われてきましたが、今後の環境負荷をさらに軽減するために、「ゴミを出さない(Reuse & Reduce)」と「ゴミを資源に変える(Recycle & Upcycle)」をテーマにした「ナカメサーキュラーチャレンジ」を実施。環境への配慮の他、人々の環境への意識を高める取り組みとなりました。

▲伐採された桜の木でつくられたPRTIMESより引用

同イベントでは、プラスチックやペットボトル、PS容器の再資源化に加え、本来捨てられるはずだった割り箸やまちの剪定枝を、家具やタンブラー、飲料へとアップサイクルする試みの他、容器を使い捨てずに地域でシェアするリユースの仕組みを導入しています。ゴミの分別回収や環境について考えるワークショップ、そして地域住民と企業が共にまちの未来を共創する場の構築など、ハードとソフトの両面から持続可能な暮らしの形成に取り組んでいます。

関連記事▶ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000112994.html


中学生が地域をプロデュース、ご当地カプセルトイ「白浜がちゃ」第二弾始動 ~産学官が連携する地域コミュニティ「白浜コネクトプロジェクト」~

PRTIMESより引用

このPJは和歌山県西牟婁郡白浜町を起点に、産学官が連携した地域コミュニティとして、サステナブルな街づくりの実現に貢献するためにスタートしました。「次世代へつなぐ、未来に向けたまちづくり」を理念に、「教育」×「まちづくり」を中心とした取り組みを展開、地域の学びと実践を通じてサステナブルなまちづくりを実現します。この企画では中学生が商品アイデアの検討からデザイン、販売までを一貫して担い、親しみやすい「がちゃ」という手法を通じて、白浜ならではの文化や資源、地域の魅力を発信し、その価値を改めて見つめ直すことを目指しています。

サステナブルの行動目標であるSDGsの「目標④質の高い教育をみんなに」「目標⑪:住み続けられるまちづくりを 」「目標⑰: パートナーシップで目標を達成しよう 」の項目に該当します。単に だけでなく、地域の経済、文化、そして知見を新たな付加価値を加え様々な主体を巻き込み次世代に繋いでいくサステナブルな取り組みです。

関連記事▶ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000538.000033147.html


まとめ

今回紹介した3つの事例は、いずれもイベントにとどまらず、資源循環、人材育成、地域連携といった視点から、まちの価値を長期的に高めていく取り組みです。エリアマネジメントでは社会貢献にとどまらず、地域の持続可能性や資産価値向上にもつながる有効な戦略と考えられます。これからのエリアマネジメントには、それぞれのまちならではの資源を活かし、多様な主体とともに未来を育てていく取り組みがますます求められていくのではないでしょうか。

執筆:山田汐莉
編集:エリマネこ編集部

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