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エリマネが仕掛ける!2024年のイルミネーション事例

今年もイルミネーションが街を彩る季節になりました。寒い日でもウォーカブルな(歩いていて楽しい)空間があちこちに現れ、地域の活性化にも繋がります。本記事では、エリアマネジメント団体が主導する、地域活性を目的としたイルミネーションの事例を紹介します。

日本橋イルミネーション2024

主催

一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント

開催期間

2024年11月1日(金)〜2025年2月14日(金)

概要

“こころ躍る NIHONBASHI”をコンセプトに、日本橋らしい暖かみのある20万個のLEDライトが街を彩ります。重要文化財に指定されている三井本館など、中央通り沿いの建物も日本の伝統色である橙色にライトアップされ、“歩いて楽しい日本橋”を実現。点灯開始後3日間には街角でジャズイベントが行われるなど、見て、聞いて、楽しむことができます。

2024たちかわイルミネーション 星の並木

主催

一般社団法人たちきたエリアマネジメント

開催期間

2024年11月1日(金)~2025年1月13日(月)

概要

今年初開催となる本イベントは、長年行われてきた「Tachikawa燦燦Illumination」をさらにパワーアップしたもの。立川のシンボルロード「サンサンロード」を中心に、約60万のライトがケヤキの木々を照らします。12月中旬には、クリスマスマーケットやミニコンサートの実施も予定されており、多くの人出が見込まれます。再開発が目覚ましい立川エリアの新たな冬の風物詩となりそうです。

品川イルミネーション2024

主催

品川シーズンテラス(企画・運営:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

開催期間

2024年12月2日(月)~12月25日(水)

概要

これまで延べ9万人以上が来場している「品川イルミネーション」は、運河の街である品川らしい、水辺をイメージしたライティングが特徴的。今年は“海風”をテーマに、プロムナード沿いに設置したバーライトで光の風を再現しています。昨年話題となったXRコンテンツとのコラボレーションでは、リアルとバーチャルが融合した光の演出を見ることができるほか、「品川こうなんフォトコンテスト2024」も開催されるなど、来訪者参加型で楽しめるコンテンツが充実しています。

Marunouchi Street Park 2024 Winter

主催

Marunouchi Street Park 2024 実行委員会

開催期間

2024年11月14日(木)~12月25日(水)

概要

本イベントは、「行幸通りおよび丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験」と位置付けられています。ワーカーや来訪者が公共空間を滞留、回遊しやすい空間とし、エリアのさらなる活性化を目指します。クリスマスマーケットにキッチンカー、似顔絵ブースの出店、ミュージシャンによる生演奏、スケートリンクの設置など、コンテンツも充実。シャンパンゴールドに輝くイルミネーションの下にはテーブルとイスが用意され、空間をゆったり楽しむことができます。

ヨコハマイルミネーション 2024“ヨコハマイルミナスクエア”

主催

一般社団法人横浜西口エリアマネジメント

開催期間

2024年11月13日(水)~2025年2月14日(金)

概要

今年で41回目を迎える「ヨコハマイルミネーション」。今回は“若者が参加したくなるフォトスポット”を目指し、大屋根に連なるゲートにイルミネーションを施すことで、思わず通りたくなる、吸い込まれるようなデザインを実現しています。このほかにもスクエア型のフォトスポットなど、来訪者が街の魅力を発信したくなる仕掛けが用意されています。

まとめ

エリアマネジメント団体が手掛けるイルミネーションは歴史や伝統が取り入れられていたり、空間の特性を活かした装飾が企画されていたりと、地域に愛着が湧く工夫がなされているのが印象的です。電飾の煌めきだけでなく、イベントの成り立ちなどにも注目したいと感じました。
年明けも楽しめるスポットが含まれているのでぜひお出かけのきっかけにしてみてください。

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