車中心から人中心の社会へ、賑わいと憩いの場づくりの一環として設置された休憩スペース「いちょうテラス淀屋橋」の魅力
ホテルやカフェ、商業施設やオフィスなどのインテリア空間を創造してきた株式会社オリバー(本社:東京都、 代表取締役:大川和昌)が、おもてなし空間づくりのノウハウを生かし、屋外スペースへの取組を推進しています。
◆イルミネーションに彩られた御堂筋の憩いに「いちょうテラス淀屋橋」を
◆クリスマスウィークに「御堂筋インフィオラータ」も開催
◆オフィスワーカーだけでなく地域の人々の集う場としても活用を目指す「御堂筋パークレット」クリスマス目前、イルミネーションが輝く御堂筋の街。イルミネーションを楽しみながら、「いちょうテラス淀屋橋」に立ち寄ってみませんか?「いちょうテラス淀屋橋」は、淀屋橋odona前に設置された無料の路上休憩スペースです。
さらに12月19日(月)~23日(金)は、花びらで描き上げる「御堂筋インフィオラータ」も開催(主催:一般社団法人御堂筋まちづくりネットワーク、一般社団法人花絵文化協会)。淀屋橋odona前以外にも、三菱UFJ銀行大阪ビル本館、武田御堂筋ビル、大阪ガスビル、オービック御堂筋ビル、銀泉備後町ビルの全6ヶ所に設置されます。
※インフィオラータとは:キリストが天へと帰る日を祝う聖誕祭の日に市民が教会までの道のりを花や種子等で宗教画を描くもので、 400 年以上イタリアやスペインを中心に世界各国で行われています。今年は、アフターコロナの「気持ち新たな平和な聖夜」への想いを込めて、アールヌーボーをモチーフにした花絵作品で御堂筋を彩ります。
■御堂筋NEWS:https://www.midosuji.biz/topics/9155
- 御堂筋パークレット「いちょうテラス淀屋橋」について
一般社団法人御堂筋まちづくりネットワークが設置する路上休憩スペース「いちょうテラス淀屋橋」を、株式会社オリバーが設計・施工を担わせていただきました。
■株式会社オリバー「いちょうテラス淀屋橋」事例紹介ページ:
https://www.oliverinc.co.jp/projects/detail.php?id=projects_202209_13
普段はビジネス街となっている御堂筋の街を、オフィスワーカーだけでなく地域の人々の集う場としても活用を目指す中で、木のぬくもりと緑に囲まれながら過ごしていただける憩いのテラス。御堂筋の側道と歩道の一部を転用し、常設となるテラスは、幅が3m、長さが15mほどある大阪府産のスギ材を使った施設で、地域情報を伝えるデジタルサイネージも合わせて設置されています。
通行者の多くを占めるオフィスワーカー向けには、スキマ時間にパソコンを開けるカウンター席や、ランチタイムや打ち合わせにも利用いただけるベンチ&テーブルスペースをご用意。
SNSを意識したフォトスポットとなる三角屋根のパーゴラを設置するなどの工夫も凝らし、休日には待ち合わせやお買い物中の休憩、テイクアウトコーヒーを飲みながらの雑談などにもご利用いただけます。設置エリア近隣でのフードイベントや青空コンサート、マルシェなど、様々なイベントにも親和しながら、御堂筋の賑わいと憩いの風景になっています。
夜間はデジタルサイネージだけでなく、いちょうを照らすスポットライトや足元の間接照明が温かみを提供し、寒々しくなりがちなオフィス街の風景を彩ります。
■設置場所:淀屋橋三井ビルディング前(大阪市中央区今橋4丁目1番地先)
■利用時間:24時間
■利用料:無料
- ほこみち(歩行者利便増進道路)プロジェクトについて
2019年に大阪市が策定した御堂筋将来ビジョンに沿って、車中心から人中心への再整備が進む御堂筋。2021年2月に歩行者利便増進道路(ほこみち)として大阪市より指定され、歩行者が安心・快適に通行・滞留できる空間の構築が可能となったことも後押しとなり、賑わいと憩いの場づくりと社会実験が進んでいます。
*ほこみちプロジェクトとは:地域を豊かにする歩行者中心の道路の構築のため、歩行者の安全かつ円滑な通行及び利便の増進を図り、快適な生活環境の確保と地域の活力の創造に資する道路を各道路管理者が指定するもの。
2021年2月に全国で初めて、御堂筋(大阪市)、三宮中央通り(神戸市)及び大手前通り(姫路市)がほこみちとして指定され、賑わいのある道路空間創出のために民間の創意工夫を凝らした空間づくりが可能となっています。
賑わい創出の社会実験の一環として一般社団法人御堂筋まちづくりネットワークが民設民営で構築する休憩スペース「御堂筋パークレット」。2017年に淀屋橋、2019年に本町に期間限定で設置され、今回は3回目として淀屋橋に2022年4月より設置されました。
*パークレットとは:道路空間を活用してウッドデッキやベンチを配置し、賑わいや憩いの空間の創出を目指し設置する休憩施設。車道及び歩道の一部を活用することによって創出された空間は、車中心社会から人中心の社会に向けて、あらたなパブリックスペースとして利用されることが期待されています。
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