平和不動産株式会社(本店:東京都中央区、代表執行役社長:土本 清幸、以下「当社」)は、中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げておりますが、札幌都心部において権利者の方々とともに進めております『大通西4南地区第一種市街地再開発事業』について、この度、2025年10月1日に起工式を執り行い、新築工事を着工したことをお知らせいたします。
本事業では、商業・業務・交流機能の充実、国際水準の宿泊機能としてのラグジュアリーホテル導入、重層的な歩行者空間の整備、大通以南初のエネルギーセンターの整備や環境配慮、防災機能の強化等を行うことにより、札幌都心の価値向上に寄与し、持続可能で魅力ある札幌都心をけん引する拠点の形成を目指してまいります。
イメージパース

事業概要
(1)位置図

(2)スケジュール
| 2022年12月 | 都市計画決定 |
| 2024年度 | 市街地再開発組合設立、権利変換計画認可 |
| 2025年10月 | 新築工事着工 |
| 2029年8月 | 竣工 |
(3)計画概要
| 敷地面積 | 約5,030㎡ |
| 延床面積 | 約99,800㎡ |
| 計画容積率 | 約1,650% |
| 構造 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造中間免震構造を採用 |
| 主要用途 | 業務施設、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設 |
| 高さ/階数 | 約185m / 地上36階、地下3階 |
| 事業関係者 | 参 加 組 合 員 平和不動産株式会社特定業務代行者 大成建設株式会社事業コンサルタント 三菱地所設計・総合不動産鑑定コンサルタント共同企業体基 本 設 計 者 株式会社三菱地所設計実 施 設 計 者 大成建設・三菱地所設計 設計共同企業体デザイン監修者 隈研吾建築都市設計事務所施 工 者 大成・宮坂・岩倉共同企業体監 理 者 株式会社三菱地所設計 |
(4)整備方針
| 1.大通交流拠点の魅力向上につながる空間の形成① みどりをつなぐアトリウム・テラスによる新たな滞留空間・視点場の整備② 大通交流拠点地下広場の拡充③ 大通公園(西4丁目)の魅力向上 |
| 2.国際競争力を高める機能の整備① 地上・地下における歩行環境の改善・魅力形成② 札幌都心のビジネス競争力を強化する高機能オフィスの整備③ 国際水準の宿泊機能を備えたラグジュアリーホテルの整備 |
| 3.環境負荷低減・災害に配慮した機能の整備① 大通以南への新たなエネルギーネットワーク構築を見据えた地域冷暖房プラントの整備② 国際的認証(LEED)などの取得③ 帰宅困難者受け入れ施設・備蓄倉庫等の整備 |
(5)整備内容

パーク ハイアット 札幌について
当社は中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」の重点戦略において、長期ビジョンのスローガンとして掲げる「非連続な成長」を遂げるため、ホテル事業の強化に取り組んでおり、本事業においてハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:マーク・ホプラメジアン、以下「ハイアット」)が展開するラグジュアリー・ポートフォリオに属する[MI1] 『パーク ハイアット』の開業を予定しております。
パーク ハイアットは、人びとが憩う公園(パーク)や自然をホテル環境に取り入れ、オアシスのような安らぎを提供し、またお客様が旅先でも洗練された自宅のようにくつろぐことができるホテルとして知られているハイアットの歴史ある最高級ブランドであり、札幌のまちの特徴である大通公園の魅力をより際立たせるホテルになると確信しています。
『パーク ハイアット 札幌』は、本事業において計画中の複合ビルの高層部に位置し、札幌市の誕生の歩みとともに歴史を重ねてきた大通公園を望み、都会の喧噪を離れ自然を感じられる洗練された空間と素晴らしい眺望が確保されています。
●計画概要(予定)
ホテル名称:パーク ハイアット 札幌
所在地 :北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1ほか
敷地面積 :約5,030㎡
延床面積 :約99,800㎡
階数 :地上36階、地下3階(最高高さ:約185m)
ホテル階数:4階、27階~35階(予定)
客室 :157室(予定)
ホテル施設:飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
※記載の情報は現時点の計画案であり、今後の詳細検討により変更の可能性があります。
イメージパース




札幌再開発事業
当社は、グループ長期ビジョン「WAY 2040」において、成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げ、札幌再開発を推進しております。当社史上最大規模の再開発プロジェクトとなる「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の推進をはじめとし、札幌においても人々を惹きつける場づくりを展開することにより、札幌の都市競争力の強化に貢献します。
この記事の詳細はこちら



